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【MLB】ベルトレ、笑撃の退場劇が話題に ネクストバッターズサークルに入れと指示→サークルを動かし退場

2017/07/27

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Getty Images



 テキサス・レンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手が、26日(日本時間27日)のマイアミ・マーリンズ戦の8回裏にネクストバッターズサークルを移動させたとして退場となった。そのシーンが早くも米国で話題となっている。
 
 MLB通算3000本安打まで残り7本で迎えたこの日は本塁打と二塁打2本を放ち、一気に残り4本とする。しかし、8回裏に第5打席に入ろうとしたところで問題が起きてしまった。
 
 ベルトレは、投手の球筋を見ようと、ネクストバッターズサークルから離れて、本塁に近づいて打席の準備をしていた。すると、二塁塁審がベルトレにサークル内に戻るように指示。すると、ベルトレは移動式のサークルごと本塁の方向に動かし、難を逃れようとした。
 
 しかし、この行為によって二塁塁審はベルトレを退場としてしまう。これにはベルトレとジェフ・バニスター監督も抗議するが、バニスター監督も退場となってしまった。
 
 この一連の退場劇は試合中から早くもSNSで話題となり、レンジャーズの公式アカウントもそのシーンをGIFで紹介。早くも2000以上のリツイートを集め、ファンから「野球史上で最も馬鹿げている退場の一つ」「笑いのセンスがわかるアンパイアを雇ってくれ」「本当に最高のシーン」「伝説だ!」などとベルトレを称賛し、審判の笑いのセンスを嘆くコメントが多く投稿された。
 
 試合後にベルトレは記者からのインタビューに答え、「みんな同じところにいたのになんで今日問題になるんだ。シリーズ中ずっと同じ場所にいた。なんで自分だけ退場になるんだ」と不満を漏らした。
 
 試合は、レンジャーズの先発のダルビッシュ有投手が10失点炎上でレンジャーズが10-22で大敗。試合後にはファンから大ブーイングが起こった。