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【MLB】マー君、復帰戦で9勝目 苦手の相手から7回無四球3失点の好投

2017/08/23

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、故障者リストから復帰し、22日(日本時間23日)のデトロイト・タイガース戦に先発登板。7回を90球、6安打、無四球、4三振、3失点で7月28日以来となる9勝目を飾った。
 
 8月9日以来、およそ2週間ぶりのマウンドとなった田中。復帰戦の相手となるタイガースはキャリアで4試合に投げ、3敗と苦手としていた。
 
 その田中に打線はいきなり援護する。サンチェスの493フィート(150メートル)の2ラン本塁打に、オースチンの犠飛で3点のリードをもらうと、田中はスプリットを効果的に使い、初回、2回を三者凡退に抑える。
 
 3回には味方から4点の援護をもらい、楽な展開の投球となった。3回裏にマッキャンに初安打を打たれると、キンズラーに中越えの適時二塁打を浴びるも、その後も安定した投球を見せる。
 
 4回にはアップトンとカブレラのタイガースの強打者2人から連続三振を奪う。
 
 6回、田中は先頭打者に内野安打を打たれるも、キンズラーを1球で併殺打、続く打者も1球で打ち取りわずか7球で抑えることに成功する。しかし、7回のマウンドで田中はカスティヤノスに右翼スタンドへ2ランを浴び、この回が終わったところで交代となった。
 
 この日の田中は7回を90球、6安打、無四球、4三振、3失点。ヤンキースはそのままリードを保ち、13-4で快勝。田中には7月28日以来、およそ1ヶ月ぶりとなる9勝目が記録された。
 
 復帰戦でキャリア0勝と相性の良くない相手から挙げた白星。今季のタイガースは不調だが、無四球と制球を乱さずに、終盤戦につながる投球を披露した。次回登板にも期待だ。