【MLB】驚愕の“スーパーマンキャッチ”に味方投手も唖然 スーパープレー連発マシーンが今日も魅せた
2017/08/29
Getty Images
トロント・ブルージェイズのケビン・ピラー外野手は、スーパープレーを連発する外野手として有名だ。しかし、28日(日本時間29日)に本拠地でのボストン・レッドソックス戦で魅せた「スーパーマン」のようなダイビングキャッチはキャリアでも最高のプレーかもしれない。
ブルージェイズが1点をリードして迎えた6回表無死、レッドソックスのベッツは右中間へ鋭い当たりを放つ。誰もが抜けたと思うような当たりだが、中堅手のピラーは打球まで全速力で一直線。落下点手前で思い切りダイビングをして、まるでスーパーマンであるかのように打球をもぎ取った。
このキャッチにはマウンド上のブルージェイズ先発のストローマンも驚きの表情を浮かべながら、両手を挙げ大喜び。また、ブルージェイズで解説を担当してピラーを見続けているバック・マルティネス氏も「これは彼にとって最高のキャッチかもしれない」と絶賛した。
「スタットキャスト」によると、このプレーはキャッチ確率38%の4つ星プレーに認定。ピラーは4.6秒の着地までの時間で82フィート(約25メートル)を移動してプレーを完成させた。
人間離れしたピラーのキャッチもあり、流れがブルージェイズに傾いたかと思いきや、チームはこの後逆転を喫して5-6と敗戦。しかし、本拠地のファンは長年語り継がれるかもしれない最高のプレーを生で観戦できて満足して帰ったに違いない。