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【MLB】マエケン、“スプラッシュヒット”を浴び3回4失点で降板 試合が長時間中断の災難も

2017/09/12

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、11日(日本時間12日)に敵地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発。3回を4安打、無四球、4三振、4失点で降板となった。
 
 この日は降雨のため、試合開始時間がおよそ40分遅れた同地区対決。しかし、試合が開始された直後、1回表にドジャースのグランダーソンが三振に倒れたところで、再び雨脚が強くなり、再度中断となる。
 
 その後、試合は約3時間中断し、現地時間午後11時近くに試合再開。ようやく登板した前田だったが、初回に1死から安打で出塁を許すと、3番・スパンに右翼後方の海に飛び込む通称「スプラッシュヒット」を浴び、2点を先制される。
 
 さらに、2回にはパーカーに、右翼スタンドへソロ本塁打を浴びた前田。3回表は自らの中堅への鋭い当たりの安打で出塁するも、後続が続かずに無得点。3回裏には先頭のペンスに三塁打を打たれ、ピンチを迎えると内野ゴロで失点してしまう。
 
 すると、4回表にチームはチャンスを作り、1点を返したところで、ロバーツ監督は前田に代打を送る。ここで降板となった前田はこの日、3回を4安打、無四球、4三振、4失点で終えた。チームはその後、シーガーの適時打などで同点に追いつき前田の黒星は消えた。
 
 試合が長時間中断した影響もあったのか、自分の仕事がまったくできなかった前田。チームの連敗ストップに向けて最高の投球でチームを救うことはできなかった。