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【MLB】マエケン、3回4失点でチームの連敗止められず ド軍は73年ぶり泥沼11連敗

2017/09/12

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、11日(日本時間12日)に敵地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発。3回を4安打、無四球、4三振、4失点で勝ち負けは付かなかった。チームは6-8で敗戦。73年ぶりの11連敗となった。
 
 10連敗のドジャース。前田はこの試合で快投をして、チームを救い、ポストシーズンのローテーションに食い込みたいところだ。しかし、前田を不運が襲う。この日は降雨のため、試合開始時間がおよそ40分遅延。さらに、試合が開始された直後、1回表1死の場面で、雨脚が強くなり、試合は再び中断となる。
 
 その後、試合は約3時間中断し、現地時間午後11時近くに試合再開。ようやく登板した前田だったが、初回に1死から安打で出塁を許すと、3番・スパンに右翼後方の海に飛び込む通称「スプラッシュヒット」を浴び、2点を先制される。
 
 2回にはパーカーに、右翼スタンドへソロ本塁打を浴びた前田。3回表は自らの中堅への鋭い当たりの安打で出塁するも、後続が続かずに無得点。3回裏には先頭のペンスに三塁打を打たれてピンチを迎えると内野ゴロで失点してしまう。
 
 4回表にドジャースは満塁のチャンスを作り、1点を返して再び満塁としたところで、ロバーツ監督は前田に代打を送る。ここで降板となった前田はこの日、3回を47球、4安打、無四球、4三振、4失点の成績となった。
 
 すると、前田の代打で出場したテイラーが適時打、2番のシーガーが2点適時打を放ち、4-4の同点として前田の黒星はこの回に消える。
 
 その後は両軍打ち合いの展開。5回にドジャースがプイグのソロ本塁打で勝ち越すも、その裏に2点を取られ、再逆転を許す。その後も両軍得点が入ったが、ドジャースは逆転できず。ドジャースが2点をリードされた9回にはジャイアンツのダイソンに抑えられ6-8で敗れた。
 
 この敗戦でドジャースは1944年にチーム名がブルックリン・ドジャースだったとき以来の11連敗を記録。前田は絶不調のドジャースを救う投球ができなかった。