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【MLB】田中、日米通算150勝達成 「野球選手になったときには考えもしなかった数字」「みんなに感謝」

2017/09/15

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Getty Images



 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、14日(日本時間15日)に本拠地でボルティモア・オリオールズ戦に先発登板。7回、8安打、2四球、8三振、2失点で12勝目を挙げた。さらにこの勝利が田中にとっての日米通算150勝目となった。
 
 初回に6点の援護をもらった田中。試合後のインタビューでは、「前回登板では援護がありながらも崩れてしまったので、いつも心がけているが、点差は関係なく自分のやることにしっかりとフォーカスして投げることが大事だと言い聞かせた」と答えた。
 
 2回、3回と走者を出すが、危なげない投球を披露した田中。4回はソロ本塁打を許し、さらに味方のミスもありピンチを作るが、低めに集め、デービスとトランボをこの日は「ベストピッチだった」というスライダーで連続三振に打ち取りピンチをしのいだ。
 
 その後はジャッジの2発など打線の大量援護もあり、7回、8安打、2四球、8三振、2失点で12勝目を挙げた田中。また、この白星が田中にとって日米通算150勝となった。
 
 「150という数字は野球選手になったときに考えもしなかった数字。ここまで積み重ねることができてすごく嬉しい気持ちですが、チームメイトのサポートもないと勝ち星はつかないので、自分の選手生活に携わってきていただいた方々にも感謝したいし、本当にみんなに感謝したいです。」
 
 試合後にはこう答え、感謝の言葉を述べた田中。28歳での150勝達成。これから先のキャリアでどこまで勝ち星を重ねることができるだろうか。日本を代表する投手のこれからのキャリアから目が離せない。