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【MLB】「特別な特別な選手」 イチローの二塁打に元チームメイト詠嘆

2017/09/15

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 マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、14日(日本時間15日)に敵地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に「2番・中堅」として先発出場。3打数2安打1四球と、8月9日以来の複数安打を記録した。
 
 この日は外野手のスタントン、イェリッチ、オズナが揃ってお休み。イチローは「2番・中堅」でスタメン出場となり、第1打席から左前へ安打を放つ。
 
 しかし、初回と2回に計9点を失ったマーリンズ。イチローの第2打席は三振、第3打席はチャンスで四球を選ぶが、打線がつながらずチームはスコアボードに「0」を重ねる。
 
 イチローは7回の第4打席では右翼線へ鋭い当たりの二塁打を記録。この日2安打目として、チャンスを作った。また、イチローの元チームメイト(02-04途)で現在はフィラデルフィアの『CSN』の解説者を務めているベン・デービス氏もイチローに対して「反射神経が驚異的です・・・」と言葉を噛み締めるように解説し、「彼は特別な特別な選手です。そして素晴らしいチームメイトでした」と語った。
 
 この日は3打数2安打1四球で終えたイチロー。チームは0-10と完敗したが、8月9日以来の複数安打を放ち、MLB通算3075安打とした。『エライアス』によると、歴代21位のキャップ・アンソンまで残り6本となっている。また、今季の打率は.263まで上昇した。
 
 代打安打のMLB記録まで残り2本、歴代21位までは残り6本。マーリンズは残り16試合だが、イチローは両方の記録を超えることができるだろうか。世界で最も洗練された43歳の挑戦はまだ続く。