【MLB】ファウル直撃の少女が球界を変えるか すでに4球団がネットの増設を決定
2017/09/22
Getty Images
ヤンキー・スタジアムで少女に約170キロの速さのファウルボールが直撃し、客席のみならず、選手までもが騒然となった事故から一夜明けた21日(日本時間22日)、すでに4球団が防球ネットの範囲を広げることを決定したようだ。同日に『ワシントン・ポスト』電子版が伝えている。
同記事によると、レッズとパドレスが2018年シーズンまでに防球ネットの範囲をダグアウトの端まで拡大することを決定。両球団は事故から一夜明けた21日にすでにアナウンスしている。
さらにマリナーズとロッキーズも設置時期は未定としながらも、防球ネットの範囲拡大を明言。マリナーズのケビン・マザー球団社長は本拠地セーフコ・フィールドの防球ネットの増設を誓った。
ちなみにヤンキースは8月の時点ですでに来季に向けて防球ネットの増設を検討中だと球団が公式発表していた。また、タイガースやホワイトソックス、カブス、ブルージェイズも防球ネットの増設を調査中だと21日に発表している。
前日に起こった事故では選手が次々と防球ネットの増設を求めたことでも話題になった。実際に打球を放ったヤンキースのフレイジャー内野手やサバシア投手、ツインズのドージャー内野手などが「すべての球場にネットが必要」と試合後に相次いでコメント。選手からも安全性が求められた形となった。
ファウルボールが当たった少女の父親が『WABC-TV』に答えたインタビューによると、少女は大丈夫とのことだが、この一件が球界を大きく変えようとしていることは間違いない。臨場感を少なくしても安全性を高めようとする新たな試みがMLBでも広がりつつある。