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【MLB】田中、7回零封15Kの圧倒的な投球で13勝目 指揮官も絶賛「信用を与えてくれる」

2017/09/30

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が29日(日本時間30日)、本拠地でトロント・ブルージェイズ戦に先発登板。レギュラーシーズン最後の登板で7回3安打、無四球、15三振、無失点で13勝目(12敗)を挙げた。この快投劇にヤンキースのジラルディ監督も大絶賛だ。
 
 試合後に記者会見を開いたジラルディ監督は、「直球にはノビがあったし、スプリットも素晴らしかった。もちろんスライダーも最高だった」と田中の投球を絶賛。さらにポストシーズンでの田中の先発には「信用を与えてくれるね。彼の能力を見せてくれた。後半戦は良い投球をしていたので、プレーオフで勝ち抜くためにはこれを続けられることが大事だね」と答えた。
 
 また、「後半戦は前半戦に比べて非常に安定している。何回か悪いときもあったが、多くの先発でとても良くなっていた」とジラルディ監督は評価する。安定感を増してきた田中のポストシーズンでの役割にも注目が集まるが、地区シリーズに進出したら、もう1人の先発であるグレイと田中の両方投げるだろうから、監督は1戦目と2戦目、どちらで投げるのもあまり関係がないと語った。
 
 シーズン最後の登板で圧倒的な投球で無失点に抑え、レギュラーシーズンを終えた田中。今季は開幕から非常に苦しみ、田中史上でも最低のシーズンとなったが、結果的には勝ち越し1でシーズンを終えることに成功したのは大きい。今レギュラーシーズンをバネに、ポストシーズンそして来季に向けてさらに飛躍したい。