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【MLB】インディアンス、延長13回サヨナラでシリーズ突破王手 5点差追いつきゴームズがサヨナラ打

2017/10/07

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 クリーブランド・インディアンスは6日(日本時間7日)、本拠地で行われたア・リーグ地区シリーズ第2戦でニューヨーク・ヤンキースを9-8で下し、リーグ優勝決定戦進出に王手をかけた。ヤンキースが序盤に相手エースのクルーバーをノックアウトしてリードを奪うが、インディアンスが猛反撃。6回に満塁本塁打、8回にソロ本塁打で同点に追いつき延長戦に突入すると、13回にゴームズのサヨナラ打で試合を決めた。
 
 初戦はインディアンスが4-0で完封勝ち。2戦目はインディアンスの先発がエースのクルーバー、ヤンキースはベテランのサバシアが先発で試合が始まった。
 
 先制をしたのはヤンキース。初回に四球で走者を出すと、サンチェスが中堅方向に2ラン本塁打。今季18勝の相手エースから先制する。
 
 インディアンスも初回にサンタナの適時打で2点を返して同点とする。しかし、1死一二塁でブルースの遊直に二塁走者エンカーナシオンが慌てて帰塁するも、二塁ベースで足をひねり、負傷退場というアクシデントが発生する。
 
 2回裏にはキプニスの適時打でインディアンスが勝ち越すも、3回に2死からヤンキースのカストロに適時打を許し同点とすると、さらに連打からヒックスが強烈な当たりの3ラン本塁打。クルーバーはまさかの6失点でノックアウトとなる。
 
 5回にはバードの2ランでヤンキースがさらに2点を追加するが、ここからインディアンスが反撃。6回には四球でサバシアを降板させると、2番手グリーンからリンドーアが右翼ポール直撃の満塁本塁打を放ち1点差。さらに8回にはブルースの2試合連続となるソロ本塁打で遂に同点に追いつく。
 
 9回表にヤンキースは先頭打者が出塁するも得点できず。インディアンスもチャップマンから点を奪えずに試合は延長戦に入る。
 
 延長戦は両軍決め手に欠き、試合は13回に突入。13回裏に先頭のジャクソンが四球で出塁すると、盗塁成功で無死二塁。するとゴームズが三塁線を破り9-8でインディアンスがサヨナラ勝利を果たした。

 今シリーズは翌日に移動日を挟み、現地日曜日にヤンキー・スタジアムで第3戦が行われる。ヤンキースの先発は田中将大投手だ。地区シリーズ突破に王手をかけたインディアンスの勢いを止める投球ができるのか注目が集まる。