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【MLB】地区S第3戦先発のダルビッシュ、地元紙がPS突破のキーマンに「彼の出来がポストシーズンの結果を決め得る」

2017/10/08

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 ナ・リーグ地区シリーズ第3戦に先発するロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有投手。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では7日(日本時間8日)付で、移籍後のポストシーズン初登板を控えたダルビッシュについて特集を掲載し、ドジャースが今後のポストシーズンを勝ち抜くためのキーマンとしている。
 
 同紙のディラン・ヘルナンデス記者は「ダルビッシュはドジャースに加入してから9試合に先発登板したが、それはドジャースが彼を獲得した本当の目的ではない」と話しており、ドジャースがダルビッシュを獲得したのは今回のポストシーズンのためであることを強調している。
 
 また、記事ではダルビッシュの加入によって絶対的エースのクレイトン・カーショウの負担が軽減されたことを紹介。これまでカーショウはレギュラーシーズンで好成績を残すも、ポストシーズンでは中3日で先発登板、その後中1日で救援登板するなど、登板過多となっておりポストシーズンではなかなか好成績を残せずにいた。
 
 しかし、ダルビッシュの加入によって柱となる先発投手が増え、エースへの負担が軽減。そして、今季はリッチ・ヒル、アレックス・ウッドといった先発投手も控え、前田健太もリリーフに回っていることで投手層が厚くなっている。
 
 また、記事では「ダルビッシュの出来がドジャースのポストシーズンの結果を決め得る」評されており、ポストシーズンのキーマンとして活躍が期待されている。そして、もしダルビッシュがカーショウに次ぐ2番手として活躍することができれば、チーム29年ぶりとなるワールドシリーズ制覇も夢ではないとしている。
 
 2年連続となるリーグ優勝決定戦に王手をかけ視界良好のドジャース。一方、窮地に追い込まれたダイヤモンドバックスは、第3戦にかつてドジャースに所属していたエース・グレインキーが登板する。
 
 メジャー屈指の好投手との対戦となるが、ダルビッシュは大一番でチームを勝利に導く投球を見せることはできるだろうか。地区シリーズ第3戦は、日本時間10日の午前11時頃にプレイボール予定だ。