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【MLB】ヤンキース、リーグ制覇に王手!田中が7回零封で2015年CY賞左腕に投げ勝つ

2017/10/19

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 ニューヨーク・ヤンキースは18日(日本時間19日)、本拠地で行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦でヒューストン・アストロズを5-0で下した。この勝利でヤンキースは対戦成績を3勝2敗とし、リーグ制覇に王手をかけた。
 
 本拠地に戻ってきてから2連勝を飾り、アストロズとの対戦成績を2勝2敗のタイとしたヤンキース。この試合に勝利した方がリーグ制覇に王手をかける大一番で、ヤンキース・田中とアストロズ・カイケルが再戦。
 
 第1戦では田中が6回2失点と試合を作ったが、カイケルは7回無失点と好投し、カイケルに軍配が上がっていた。この試合でリベンジを果たした。
 
 序盤から要所を締める投球が光った田中は、7回を103球で3安打・8奪三振・1四球・無失点の快投を見せ、アストロズ打線を沈黙させた。また、7回終了時には観客からスタンディングオベーションが起き、球場を埋め尽くす満員のファンが田中の好投を称えた。
 
 そして、好投を続ける右腕に打線も応えた。2回、ヤンキースは二死からカストロの二塁打でチャンスを作ると、バードの適時打で1点を先制。3回には、復調気味のジャッジの適時二塁打で2点目を追加した。
 
 そして、5回にはサンチェスとグレゴリアスが適時打を放って2点を追加し、アストロズ先発のカイケルをKOした。
 
 また、サンチェスは7回にダメ押しのソロ本塁打を放ち、攻守で田中を盛り立てた。
 
 田中の降板後は2番手のケインリーが2回無失点と好投し、試合を締めた。チャップマン、ロバートソン、グリーンなどの主力救援陣は休養を得ることができた。
 
 敗れたアストロズはこれで3連敗となり、窮地に立つこととなった。20日には本拠地に戻り、元タイガースの大エース・バーランダーが先発するが、ここから巻き返すことはできるだろうか。