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ヤンキース・ジャッジ、ドジャース・ベリンジャーが新人王に選出 両者満票は史上4組目の快挙

2017/11/14

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 米国・大リーグ機構は13日(日本時間14日)、今季の新人王にニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(25)とロサンゼルス・ドジャースのコーディ・ベリンジャー内野手(22)を選出した。
 
 ジャッジ、ベリンジャーともに1位票は満票となり、史上4組目となる偉業を達成した。
 
 今季がメジャー2年目で新人王資格を有していたジャッジは、1987年のマーク・マグワイアの新人記録であった49本塁打を更新する52本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王のタイトルを獲得。打撃だけでなく、身長約2メートルの長身を活かしてあわやフェンス越えの打球をキャッチするなど、外野守備でもチームに貢献した。
 
 今季成績は155試合出場で打率.284(542-154)、52本塁打、114打点、9盗塁、出塁率.422、OPS1.049となっていた。
 
 一方のベリンジャーは今季の4月下旬にメジャーデビューを果たすと、そのままレギュラー定着を果たし、132試合出場で打率.267(480-128)、39本塁打、97打点、10盗塁、出塁率.352、OPS.933という成績を残していた。
 
 ポストシーズンでは打率.219、3本塁打、9打点と自慢の打棒が振るわなかったが、レギュラーシーズンで記録した39本塁打はナ・リーグ新人の新記録。22歳という若さで強豪・ドジャースの主軸として活躍を続けた。
 
 これまで満票で新人王を獲得した選手は、今季を含めて23人のみで、両リーグの選手が満票で新人王を獲得したのは、1987年のベニト・サンティアゴとマーク・マグワイア、1993年のマイク・ピアザとティム・サーモン、1997年のスコット・ローレンとノマー・ガルシアパーラの3組のみとなっており、今回のジャッジとベリンジャーは史上4組目となった。