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イチロー、GMが再契約の可能性否定と現地報道「若返りを狙うチーム方針と合わない」

2017/11/14

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Getty Images



 マイアミ・マーリンズのマイケル・ヒルGMは、13日(日本時間14日)に行われているGM会議で、現在FAとなっているイチロー外野手との再契約の可能性を改めて否定した。
 
 デレク・ジーター新CEOらが新たに経営することになったマーリンズは、3日(日本時間4日)にイチロー外野手に来季の契約を更新しないことを伝えており、現在のイチローはFAで全球団と交渉可能となっている。しかし、44歳という年齢や衰えもあり、新天地探しは難航している。
 
 米国・マイアミの地元紙「サン・センチネル」の13日付の特集によると、ヒルGMは「イチローはチームに多くのものをもたらしてくれたことについては感謝しているが、私たちが契約延長のオプションを行使しなかったことについては正しかったと思っている。実際に、彼は若返りを狙うチーム方針とは合わない」とコメントを残している。
 
 年棒を落として再契約の可能性も残されていたが、今回のヒルGMの発言によってそれも否定され、やはりイチローは他球団で来季以降の契約を結ぶことになった。控え選手の契約が決まるのは1月などの遅い時期になることが多く、新天地探しが長期化するのは避けられなさそうだ。
 
 今回のGM会議では、高額の契約を残している主砲のジャンカルロ・スタントン外野手のトレード移籍の件が大きな話題となるなど、マーリンズでは新体制による改革が進行中。ジーター氏はかつての盟友であるイチローを自らの手でFAとするなど、辣腕を振るい始めているが、来季は果たしてどのような戦力でシーズンを戦うことになるのだろうか。