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両打ち史上4位の435発・ベルトランが現役引退 今季開幕前はWBCプエルトリコ代表で4番も

2017/11/14

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 今季はヒューストン・アストロズに所属し、ベテランとしてチームを支えたスイッチヒッターのカルロス・ベルトラン外野手(40)が現役を引退することを、MLB公式サイトが報じた。
 
 同サイトでは、ベテラン打者の引退を受けて13日(日本時間14日)付で特集を掲載。同選手の20年のキャリアを称えた。
 
 プエルトリコ出身のベルトランは1995年のドラフト2巡目(全体49位)でカンザスシティ・ロイヤルズに入団。その後、98年にメジャーデビューを果たすと、99年には打率.293、22本塁打、108打点という好成績を残して新人王のタイトルを獲得。
 
 打撃タイトルにはあまり縁がないキャリアだったが、ミート力・パワー・走塁技術・守備力・送球能力の全てを兼ね揃えた5ツールプレーヤーとして君臨。オールスターには9回、ゴールドグラブ賞には3回、シルバースラッガー賞には2回選出されるなど、全米で大きな人気を誇っていた。また、通算435本塁打はスイッチヒッターでは史上4位となっている。
 
 また、今季の開幕前には第4回WBCにプエルトリコ代表として4大会連続4度目の出場を果たし、大会最優秀指名打者にも選出されていた。
 
 引退の理由として、3000本安打などの個人記録よりも、これからは家族との時間を大切にしたいというところを1番に上げた。また、ベテランとしてチームを支えて、自身初となるチャンピオンリングを掴んだことが引退の決め手の1つになったようだ。
 
 記事によると、若手選手の多いアストロズはポストシーズンの経験等も少なかったが、ベルトランの助言や激励の言葉は、チームメイトにとって非常に大きいものとなっていた。ベルトランも「今年はいつもと違ってポストシーズンであまりプレーはしなかったけど、若手選手に言葉をかけたりする、いつもとは別の役割をすごく楽しむことが出来た」と話しており、出場機会が少なくても、今回のポストシーズンは非常に充実したものとなったようだ。
 
 また、13日(同14日)付の米国紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」によると、今後はホルヘ・ポサダ氏と共に、ハリケーンで甚大な被害を受けた故郷のプエルトリコの救援にも力を入れるようだ。
 
 通算成績は2586試合で打率.279(9768-2725)、435本塁打、1587打点、312盗塁、出塁率.350、OPS.837で、人望も高く将来の野球殿堂入りも有力となっている。

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