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ヤンキースも大谷獲得に全力 先発ローテを休養多めの”特別編成”にするプランも

2017/11/26

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 今季オフにポスティングシステムを用いたメジャー移籍を表明し、米国でも大きな注目を集めている日本ハム・大谷翔平。多くの球団が獲得のために奔走しているが、田中将大投手が所属するニューヨーク・ヤンキースも大谷獲得に本腰を入れてきた。
 
 地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」の25日(日本時間26日)付の特集によると、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは大谷を獲得した場合には先発ローテーションを特別な編成にする予定を明かした。
 
 メジャーリーグではロースターに登録できる選手が25人となっており、一般的に先発ローテーションは5人・中4日で回されている。しかし、ヤンキースでは田中将大投手が中4日を苦手とし、故障の心配もあることから、今季も先発日程をずらすケースが見られた。
 
 また、今季途中からヤンキースに加入したソニー・グレイ投手についても、適度に休養を与えた方が高いパフォーマンスを発揮すると見込まれており、若手のジョーダン・モンゴメリーやルイス・セベリーノについても、今季の疲労を考慮して来季は無理をさせないようにしようとしているようだ。
 
 また、大谷獲得となれば他のDH選手を獲得する必要もないとしているようだ。今季、主にDHで活躍したベテランのマット・ホリデイもFAとなっており、DHの座は空白だ。また、ヤンキースは大谷の打撃も高く評価しており、チームの若手よりも優先的に起用することを望んでいるようだ。
 
 契約金の面でも他球団と比較して優位に立っているヤンキース。今季は先発とDHの補強が急務となっているが、ウィークポイントを埋めてくれる大谷を射止めることはできるだろうか。