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ヤンキース・田中の残留に現地で安堵と驚きの声 他球団で契約を破棄しなかった選手は…

2017/11/26

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 今季オフにオプトアウトの権利を行使せず、ニューヨーク・ヤンキースに残留することを選んだ田中将大投手。残り3年間の契約を破棄してFAとなり、新たな契約を結ぶことも可能だったが、田中は来季も慣れ親しんだニューヨークの地でプレーすることになった。
 
 米サイト「エスビーネーション」ではこの件について25日(日本時間26日)付で特集を掲載。田中のヤンキース残留を「驚くべき決断」とし「防御率4.74という成績に終わった選手がオプトアウトを行使しなかったことは当然のように思えるが、今オフの移籍市場やこれまでの実績を見るに、田中はもっと良い契約を結べたのではないか」と評している。
 
 2015年オフにドジャースとの契約を破棄し、ダイヤモンドバックスと大型契約を結んだザック・グレインキーのように契約がより良くなる可能性もあったが、田中はチームとニューヨークの街を愛しており、残留を望んだと報じられている。
 
 記事ではオプトアウトについて「基本的に選手に有利なもので、同権利を行使せずに残留することによって、球団が得をする例は少ない」と評し、タイガースのジョーダン・ジマーマン、マーリンズのチェン・ウェイン、ロイヤルズのイアン・ケネディの例を紹介。
 
 いずれの選手も30歳前後でFAとなり、その後に好条件の契約を結んだが、今季は全員が大不振に。チェン、ケネディは今季オフにオプトアウトを行使しなかったが、年俸に見合う働きは全くできていない。選手側が契約を破棄しなかったため、球団は活躍できていない選手に高年俸を支払い続けるという状況となってしまっている。
 
 チェンやケネディのようにオプトアウトを行使しなかった田中だが、同記事では彼らとの違いを力説。故障や大不振に苦しんだ彼らとは異なり、今季は調子が安定しない中でも1年間ローテーションを守り、ポストシーズンでは来季の復活が期待できる好投も披露。故障や大不振に苦しんだ2人とは異なり、来季もヤンキースの主力先発投手として活躍できると評されている。
 
 高額で好条件の契約を結ぶことのできる可能性もあったが、愛着のあるヤンキースに残留という道を選んだ田中。来季こそはチームを地区優勝・ワールドシリーズ制覇に導けるよう、シーズン序盤から安定した投球を見せたいところだ。

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