ダルビッシュ、今週中に移籍先が確定する可能性大と米国の敏腕記者伝える
2018/01/25
Getty Images
ロサンゼルス・ドジャースからFAとなり、今オフのFA市場では先発投手でナンバーワン評価を受けているダルビッシュ有投手の去就が今週末にも確定する可能性が高いことを、MLBネットワークなどに寄稿している敏腕記者のジョン・モロシ氏が24日(日本時間25日)に自身のツイッターで伝えた。
ダルビッシュの獲得には現在カブス、レンジャーズ、ツインズ、ドジャース、ブリュワーズが興味を示しており、それぞれの球団は既にオファーを提示しているようだ。また、モロシ氏のツイートではツインズが争奪戦に加わっていることを強調。カブスと共に移籍先の有力候補とされているだけに、今後何らかの動きを見せる可能性もあるだろう。
今オフのFA市場は動きが非常に遅く、ダルビッシュなどの目玉選手も所属先が決まっていない状況が続いており、米国でも各選手の動向から目が離せない状況となっているようだ。
「凍り付いた市場」などとも評されている今オフだが、ダルビッシュのような大物選手の移籍先が確定することで他選手の移籍も進むと見られており、2月中旬のスプリング・トレーニング開催までに各球団が動きを見せることになりそうだ。
日本人選手ではイチロー・青木宣親・上原浩治の所属先が決まっておらず、日本で海外FA権を行使した涌井秀章も米球界移籍に至っていない。しかし、今オフに注目を浴びている選手たちの所属先が決まれば、日本人メジャーリーガーたちも芋づる式に所属先が決まる可能性もある。