ヤンキースのベテラン外野手が開幕絶望 監督「十分な打席は難しい」
2018/03/20
Getty Images
ニューヨーク・ヤンキースのジャコビー・エルズバリー外野手が右脇腹を痛め、あと10日に迫った開幕に間に合わせることが絶望的となった。
エルズバリーは2014年からボストン・レッドソックスから移籍し、今季メジャー12年目を迎える34歳のベテラン選手。強打とともに2013年には52盗塁を記録した俊足が売りで、近年盗塁数は減り続けているものの、最近3年も20盗塁以上を保ち続けており、チームの貴重な走れる選手として期待されていた。今季は7年契約の5年目で、オープン戦では4試合で11打席しか立っていなかった。
アーロン・ブーン新監督はエルズバリーについて「開幕戦?現時点では考えられない。十分に打席や試合に迎えるのは難しいだろう」と話したが、エルズバリー不在でもブレッド・ガードナー、アーロン・ヒックス、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンと外野手の人材が豊富に揃っていることをシーズンに向けた好材料としている。