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青木はまたマルチ安打、黒田11勝目、田澤にも勝ち星 9/20MLBクイックニュース

2014/09/19

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〇ニューヨーク・ヤンキース5-3●トロント・ブルージェイズ
 
ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹は今季31回目の先発。初回、いきなり先頭打者レイエスに二塁打を打たれる。バウティスタを遊ゴロに打ち取るが、日本人投手キラーで知られるエンカーナシオンにライナーで左翼スタンドに運ばれ、いきなりの2失点。黒田からは通算4本目。
 
2回は一死から川﨑宗則に左前打、続くポンペイに右前打を許し、一死1,2塁とピンチを迎えるが後続を断つ。3回は二死からアダム・リンドに右前打を打たれるが、ナバーロを左飛に。4回は三者凡退、5回は一死からレイエスに中前打、レイエスは盗塁とヤンキースの捕手マッキャンの送球ミスで三塁へ進塁させると、バウティスタの三ゴロで3点目を奪われた。6回は三者凡退、7回二死で安打を打たれ降板。
 
黒田は結局、3失点で降板。しかし、今日のヤンキース打線は4回までに5点を上げて、黒田を援護、11勝目が付いた。黒田は11勝9敗防御率は3.77。
 
9番右翼で先発のイチローは3回に先頭打者として中前打。エルズベリーの本塁打で1得点、そのあとは四球、中飛の2打数1安打だった。打率は.280。
 
ブルージェイズの川﨑は7番二塁で先発、黒田からの左前打の後は一直、三振、左直。良い当たりが野手の正面に飛ぶ不運があった。打率は.267。
 
 
●ボルチモア・オリオールズ3-5〇ボストン・レッドソックス
 
ボストン・レッドソックスの田澤純一は3-3の同点で迎えた9回裏に登板、クレベンジャーを中飛、スクープを右飛、デアーザを空振りの三振に切って取る。10回表に味方が2
点を取って逃げ切ったため、4勝目が付いた。70試合4勝3敗防御率2.87。上原浩治は登板はなかった。
 
 
●カンザスシティ・ロイヤルズ1-10〇デトロイト・タイガース
 
注目の首位攻防第一戦は、ロイヤルズの先発バルガスの乱調と拙守もあり、一方的な展開に。本拠地のファンをがっかりさせた。
 
打撃絶好調のロイヤルズの青木宣親は、1回、タイガースの先発バーランダーの足元をゴロで抜ける中前打。場内の大喝采を受ける。2打席目は二ゴロに倒れるが、3打席目にまた左前打。ワンサイドゲームになったため、8回で交代した。打率は.284まで上昇。
ここ4日間で16打数13安打15出塁。打率は.813。
 
 
●シカゴ・カブス5-14〇ロサンゼルス・ドジャース
 
カブスの藤川球児が3-8と5点差の状況で7回に登板した。ぺダーソンを歩かせるが、ディー・ゴードンを三振、ヤシエル・プイグを二ゴロ併殺に仕留め、10球で抑える。今日の最高球速は148Km/hをマーク、またフォークがよく利いていた。14試合0勝0敗、防御率は5.25。
 
タイガースとロイヤルズは1.5差。ワイルドカード争いではアスレチックスとロイヤルズがゲーム差なしで並び、マリナーズが1.5差で追いかける大接戦に。