ヤンキース、5点差追いつきサヨナラ勝ち 主砲スタントンが決勝2ラン
2018/06/21
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ニューヨーク・ヤンキースは20日(日本時間21日)、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたシアトル・マリナーズ戦で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。5点差を追いつき、最後は主砲ジャンカルロ・スタントン外野手が決勝の2ランを放ち、好調マリナーズを7-5で下した。
ヤンキースは、先発ジョナサン・ロアイシガ投手が4回に味方のエラーが絡み3点を失うと、この回途中で降板。5回には後続が2点を献上し、ヤンキースは5回表終了時で5-0とリードを許す展開となった。
5回裏、二塁打と四球で1死一、二塁の好機をつくると、アーロン・ジャッジ外野手の適時打が飛び出し2点を返した。
7回に1死一、三塁からディーディー・グレゴリアス内野手の犠飛で2点差に迫ると、8回は無死一塁でゲーリー・サンチェス捕手が2ランを放ち同点に追いついた。
守護神アロルディス・チャップマン投手が9回表を三者凡退に抑え、5-5の同点でその裏を迎えた。
ヤンキース打線は2死まで追い込まれたが、グレゴリアスが中前打で出塁。続くスタントンが左中間スタンドに起死回生の2点を放ち、今季3度目のサヨナラ勝ちを決めた。
米公式サイト『MLB.com』によると、スタントンは「試合が終わるまで点数なんて関係ない。いつもチャンスがあるんだ。今日はそれを証明できた」と語った。
アメリカン・リーグ東地区1位に立つヤンキース。このサヨナラ勝ちはチームにとって更なる追い風となるか。