大谷翔平、投手復帰へ大きく前進 球団「すべてうまくいった」
2018/08/21
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)、投球練習で29球を投げた。右肘靱帯の損傷から投手復帰へ向け、大きく前進したようだ。
米公式サイト『MLB.com』によると、大谷は遠征中のアリゾナで投球練習を行った。実戦形式の練習に登板し、6月6日の故障以来、初めて打者と対戦した。左右の両打者と対戦し、29球を問題なく投げ切った。球団は、大谷の投球練習について「すべてうまくいった」とコメント。今季中の二刀流復活に向けて希望を抱かせた。
故障前までの大谷の登板成績は、9試合で4勝1敗、防御率3.10。49回1/3を投げ、61奪三振となっている。打撃成績は、20日現在で打率.268、13本塁打、38打点の結果を残している。万全の状態での復帰が望まれるが、二刀流復活となると、今季アメリカン・リーグの新人王獲得に一歩近づくだろう。