エンゼルス・アルシア、メジャー初の記録 1試合に投手と捕手で本塁打
2018/09/21
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスのフランシスコ・アルシア捕手が20日(日本時間21日)、敵地でのアスレチックス戦に出場。メジャーリーグ史上初めて、1試合で投手と捕手の両ポジションを守り、本塁打を記録した選手となった。
アルシアは「7番・捕手」で先発出場した。この日、序盤から大差をつけられたエンゼルスは投手温存のため、2-18の7回にアルシアを7番手としてマウンドに送った。
アルシアは遊飛、中直で早々と2死としたが、2本の本塁打などで3失点。8回は無失点に抑えた。
そして9回、アルシアは第4打席でアスレチックス5番手のクリス・ハッチャー投手と対戦。7球目を強打し、センター方向へソロ本塁打を放った。米公式サイト『MLB.com』によると、1試合に投手と捕手で出場し、本塁打を放った選手はメジャーリーグ史上初となる。
チームは3-21と大敗したが、今季28歳で遅咲きのメジャーデビューを果たした新人捕手が快挙を達成した。