大谷翔平、右肘の靭帯再建手術に成功
2018/10/02
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、ロサンゼルス市内の病院で、右肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。米公式サイト『MLB.com』は、ビリー・エプラーGMが「無事に成功した」と発表したと伝えている。
シーズン終了翌日に手術を受けた大谷。ニール・エラトロッシュ医師が執刀した。トミー・ジョン手術後は、一般的に投手復帰まで12~18カ月、打者復帰は6カ月で可能という見方もある。大谷の投手復帰は2020年以降が見込まれ、来季は指名打者としての出場が濃厚だ。
だが、エプラーGMは「現時点での判断は難しい」とコメントしており、具体的な復帰時期には言及しなかった。
6月に右肘内側側副靭帯の損傷が判明した大谷。当初は、PRP(多血小板血漿)注射で回復を待つ方針を取っていたが、9月に新たな損傷箇所が判明し、手術に乗り切った。今季成績は、打者として104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点。投手として10試合に登板し、4勝2敗、防御率3.31、63奪三振だった。