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ギタリストとしての一面も 「バーニーはバーニーらしく」9年越しに正式引退

ヤンキース一筋で16年間プレーし、5度のオールスター選出、ゴールドグラブ賞4回獲得した輝かしい現役を正式に終えるバーニー・ウィリアムズ。5月24日には背番号「51」も永久欠番となる。ヤンキース移籍の際にその背番号の重さを理解し、とてもつけることができないとイチローに言わせた特別な存在に迫る。

2015/04/25

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ヤンキース、名選手の一人

「もう引退していたと思ったよ」

 冗談交じりにそう言ったのは現ヤンキース監督、そして選手としては元チームメイトであったジラルディ監督。

 1991-2006年の16年間をヤンキース一筋でプレー。4度のワールドシリーズ優勝に貢献した。メジャー通算打率.297。1998年には首位打者に輝いた。449本の二塁打(球団史上3位)、2336安打(球団史上5位)、2076試合出場と1366得点(球団史上6位)、287本塁打と1257打点(球団史上7位)とすべてでヤンキース歴代トップ7位以内に入っている。まさにヤンキースの至宝だった。

Switch-hitter in the middle of your lineup that had power from both sides, played excellent defense, ran the bases. He was a big part of our lineup.”
「中軸を打つスイッチヒッターで左右両方からパワーを誇る。素晴らしい守備と走塁。彼は大きな役割をあの打線で担っていた。」とジラルディ。

 輝かしい実績を誇るバーニー・ウィリアムズが9年越しに正式に引退を発表した。4月24日にヤンキースタジアムでGMらとともに引退会見へ臨み、始球式を投げた。

“I think it became sort of a quote, I guess, ‘Never retire, when is he going to retire? Is he ever going to retire ever? So I was just having fun with it. But they’re making me do this right now, so I guess it’s inevitable.”
「(周りが自分に言う)1つの台詞となっていた。引退するなよ。いつ彼は引退するのか?引退する日は訪れるのか?自分はただ楽しんでいたね。今日正式なセレモニーをしてくれているから、もう避けられないね」

 その実績と人柄を称えて、5月24日には背番号「51」が永久欠番となる。ヤンキースの「51」と言えば、イチローがヤンキースに移籍した際にとてもつけることはできないと言った番号である。

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