エンゼルス、かつて在籍の“守備職人”とマイナー契約 俊足と経験生かし「第4の外野手」争う
2018/11/18
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2010年には松井秀喜氏とともにプレー
ロサンゼルス・エンゼルスは16日(日本時間17日)、2010年から2013年まで4シーズンにわたって在籍していたピーター・ボージャス外野手とマイナー契約を結んだ。
今季がメジャー9年目だったボージャスは、開幕をアトランタ・ブレーブスで迎え、36試合の出場で打率.205、1本塁打、4打点をマーク。しかし、6月にメジャー40人枠を外れてフリーエージェント(FA)となり、7月にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約。シーズン終了までメジャーに昇格することなく再びFAとなっていた。
米メディア『ロサンゼルス・デイリー・ニューズ』によると、ボージャスはエンゼルスでクリス・ヤング、エリック・ヤングJr.、ジャバリ・ブラッシュ、マイケル・ハーモシーヨと「第4の外野手」を争うことになるとしている。
かつてはメジャーデビューした2010年から4年間エンゼルスに在籍し、俊足と守備を生かして活躍していたボージャス。2010年には松井秀喜氏とともに外野を守っていたが、2014年にデビッド・フリース外野手(現ロサンゼルス・ドジャース)のトレード相手としてセントルイス・カージナルスに移籍。
カージナルスを含めメジャー4球団を渡り歩いたが、2010年に自己最多22個を記録した盗塁数は年々減り、打率も最近5年で.250を超えたのは2016年の1度のみと低迷。それでも、4年ぶりに復帰した古巣で、走力を生かした優れた守備力でどこまで貢献できるか、31歳となったベテラン選手の奮闘に注目だ。