メッツ、カノー&ディアズが本拠地で入団会見 カノー「NYに戻って来れて嬉しい」
2018/12/05
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シアトル・マリナーズからニューヨーク・メッツに移籍するロビンソン・カノー内野手とエドウィン・ディアズ投手の入団会見が4日(日本時間5日)、本拠地シティ・フィールドで行われた。米公式サイト『MLB.com』は同日、この会見の様子を報じた。
カノーはメジャー通算311本塁打、1233打点をマークし、8度のオールスター選出を誇る36歳のベテラン。メジャー最初の9年間はニューヨーク・ヤンキースに在籍しており、「ニューヨークに戻って来れるのは嬉しい、私のキャリアはすべてここから始まった」と地元のファンにメッセージを送った。背番号はヤンキース時代に着けていた「24」。新しい青色のストライプのユニフォームに袖を通し、「私はこのユニフォームの伝統、歴史を知っている。今とても幸せだ」と入団への喜びを語った。
一方で、24歳の守護神ディアズは今季73試合に登板し、速球やスライダーを武器に防御率1.96、アメリカン・リーグ最多の57セーブをマーク。会見では「メッツのファンのみなさん、私は勝つためにここに来た。ワールドシリーズの優勝リングを手にしたい」と来季への意気込みを語っている。
メッツはマリナーズとの間で計7選手が移籍する超大型トレードが成立。ジェイ・ブルース外野手、アンソニー・スウォーザック投手、ガーソン・バティスタ投手、ジャレッド・ケレニック外野手とジャスティン・ダン投手の計5人をマリナーズへ放出し、カノーとディアズ、金銭2000万ドル(約22億円)を獲得した。
今季は77勝85敗でナショナル・リーグ東地区4位に沈んだメッツ。この2人のスター選手の加入は、2015年以来のリーグ制覇、そして球団3度目のワールドシリーズ制覇を狙うチームの追い風となるだろうか。