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「ニュース」になる男、イチローの配慮とプロフェッショナリズム

イチローの一挙一動が日本ではニュースになる。アメリカのメディアは、そんなイチローを追いかける日本メディアをどう見ているのだろうか? 地元紙『MIAMI HERALD』が特集を組んでいる。

2015/05/05

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チームメイトに対する配慮

 試合後、どんな結果であれコメントが求められるイチロー。自分の取材対応で他の選手に迷惑が掛からぬように、細かな配慮もなされている。

 長年取材を行っている2人の記者に信頼を置き、通常の試合後の会見は彼らにコメントを残している。だが4月29日メッツ戦のように、今季1号HRを放つなどの活躍があれば全メディアの取材対応に応じる。日々コメントが求められるイチローならではの、他のチームメイトに対しての配慮であるようだ。日本メディアの記者は、このように語っている。

‘If we have such a big press conference every day for a position player, it could be annoying to the other players. We are in the States, different country, and even if he has a great achievement, we have to think first of all we don’t want to offend anybody. We have to be polite.”
「毎日、(出場する)野手のために盛大な会見をしてしまうと他の選手にとっては目障りになる。我々はアメリカという違う国にいる以上どれだけ偉大な記録を選手が達成しても、まずは周囲に嫌な思いはさせたくない。敬意を示したい」

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