エンゼルス、昨季の最長トップ5本塁打を紹介 公式ツイッター「ほとんど大谷」
2019/01/10
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ロサンゼルス・エンゼルスの公式ツイッターが9日、「ほとんどは? #ShoTime!」の文とともに2018年最長本塁打トップ5を動画付きで投稿した。動画内では6本の本塁打映像が紹介されており、内4本は大谷翔平投手のものであった。
1本目は、7月8日(日本時間9日)のロサンゼルス・ドジャース戦に代打で登場した大谷が、J.T.シャーゴワ投手から放った一発。追い込まれてからの内角に食い込む95.8マイル(約154キロ)のシンカーをセンター後方に運び、飛距離は443フィート(約135メートル)を記録した。
2本目は、同じく443フィートを記録した一発。8月3日(同4日)のインディアンス戦で、先発のマイク・クレビンジャー投手が投じた94マイル(約149キロ)の直球を右中間へ運び2打席連続の本塁打とした。
次に紹介されたのは、7月25日(同26日)にシカゴ・ホワイトソックス戦で「2番・指名打者(DH)」で先発出場した第3打席。初球の真っすぐを捉えると、打った瞬間本塁打とわかる完璧な当たりが、右翼スタンドに飛び込んだ。飛距離446フィート(約135.9メートル)を計測した。
そして、大谷にとって最長となったのは、4月6日(同7日)のオークランド・アスレチックス戦で、3試合連続となった一発。「8番・DH」でスタメン出場した大谷は、2回に相手先発ダニエル・ゴセット投手の94マイル(約151キロ)のツーシームをセンター頭上へとはじき返した。飛距離449フィートを計測し、開幕早々に打者としてのポテンシャルを見せつけた。
ちなみに、昨季チーム最長記録は、若き主砲マイク・トラウト外野手。今季読売ジャイアンツへの移籍が決まっているライアン・クック投手の速球をコンパクトにはじき返すと、打球はぐんぐん伸びていき、バックスクリーンへと飛び込む459フィート(約140メートル)の超特大弾となった。
最長弾はトラウトに譲ったものの、ほとんどを大谷の本塁打で占め、エンゼルスファンからは「オオタニの本塁打は美しい」といったコメントが寄せられた。大谷は2019年、投手としては出場せずに打者専念のシーズンとなる。メジャーリーグの大舞台でどんな魅力的な本塁打を放ってくれるのか、今年も大谷の打席から目が離せない。