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マリナーズ・菊池雄星、好投の裏で“松やに疑惑” ヤンキース外野手は「関係ないと思う」

2019/05/09

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 シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が8日(日本時間9日)、ニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板し、8回途中1失点の好投で今季2勝目を挙げた。だが、この試合で、菊池が帽子のツバに松やにを塗っていたという疑惑が浮上し批判の声があがっている。米メディア『YAHOO SPORTS』が同日、報じている。
 
 同メディアは、今回の批判は、松やにを使ったことよりも、十分に隠していないことにあると指摘。多くの投手が程度の差はあれ松やにを使用しており、また打者にとっても、球が滑りづらくなることで頭部への抜け球のリスクが減るため、選手たちにとって“使ったかどうか”は大きな問題ではない。実際、この日「7番・左翼」で先発したヤンキースのキャメロン・メイビン外野手は、「(菊池の好投に)松やには関係ないと思う」とコメントしている。
 
 一方で、松やにの使用は、MLBのルールで禁止されていることも事実だ。2014年には、マイケル・ピネダ投手(当時ヤンキース)が首に塗った松やにを使用したことで、10試合の出場停止処分となっている。これらのことを受けて同メディアは、投手の松やにの使用を認めれば、毎回この議論が持ち上がる必要はなくなるだろうとしている。

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