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ブルペンから復帰のチャンスを狙うウッド 和田毅は先発の座を守れるか?

和田毅の昇格とローテ入りの要因のひとつは、先発5番手だったトラビス・ウッドの不調だった。しかし虎視眈々と復帰の機会を覗っている。和田対ウッド、お互い結果が問われている。

2015/05/27

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和田は次回登板で指揮官の信頼を得られるか?

 ESPNの記事の締めのフレーズは、メジャーで生き残ることの厳しさを示している。

Chicago has a solid starting rotation, so Wood is unlikely to regain his spot. However, if he can establish himself in the bullpen, then his future would likely become less uncertain. A lesser role on the Cubs is better than none at all
シカゴのローテーションは中々強力だ。ウッドの先発復帰は簡単ではない。しかし、ブルペンでしっかり結果を残せば、将来も多少は見えてくるかもしれない。ブルペン投手という役割は本意ではないだろうが、居場所が全くないよりはましだ。

  カブスの先発陣は、大黒柱のジョン・レスターを中心に将来のエースと期待されるジェイク・アリエェッタ、中堅どころのジェイソン・ハメルとカイル・ヘンドリクス、そして和田と続く。24日のダイヤモンドバックス戦までの14試合で、彼ら5人は防御率2.73、奪三振率(9回あたりの奪三振数)9.3、そして9度のクオリティスタート(先発して6回以上&自責点3以下)を記録していた。

 和田は2試合の先発でともに好投した。結果を出し続けることでジョー・マッドン監督の和田への信頼も深まるだろう。
 正直なところ、ウッドが先発復帰を狙うなら和田のスポットしかない。今は自身の登板に全力を尽くすしかない。 

出典:“Travis Wood adjusting to new role in Cubs’ bullpen”@ ESPN Chicago by Ron Matejko in May 23rd 2015

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