大谷翔平、充実の6月。月間キャリアハイの成績、ストライクゾーンは「自分の目を信じたほうがいい」
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が絶好調だ。現地6月24日(日本時間25日)~30日(同7月1日)にかけての一週間で、3安打を2度マークするなど充実した内容。1試合2発や自己最速の打球速度も記録した。審判のジャッジに不満を示す一幕もあったが、好調を維持するためにブレない姿勢を貫いている。
2019/07/01
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微妙なコースの判定については…?
今週のアスレチックス4連戦では、自信を持って見逃したボールをストライクとコールされるシーンも目立ち、珍しく大谷も不満を表現する場面もあり、今後への若干の不安要素かとも思わされたが、こうした微妙なコースの判定について「そこを引きずると難しくなる。審判がストライクと言えばそうなるが、長い目で見たら自分の目を信じたほうがいいと思っている」と自身のジャッジに対してブレない姿勢を表明してくれたことで安堵したファンも多いのではないだろうか。
心身のコンディションの充実が顕著な大谷。そういう意味でも今週末からのヒューストン・アストロズとの3連戦は非常に楽しみだ。このシリーズでは、ジャスティン・バーランダー投手,ゲリット・コール投手という二枚看板の先発が予想される。去年の対戦では、バーランダーには14打数3安打(1本塁打,5三振)、コールには6打数1安打(2三振)となっているが、好調大谷が彼らにどう立ち向かうのか。7月も引き続き見どころが多そうだ。
高橋康光
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