野茂英雄の元女房役、次なる野望はオーナー? 名門サッカークラブ・パルマ買収に興味
1995年に野茂英雄がメジャーリーグに挑戦した際、女房役だった強打のキャッチャー、マイク・ピアッツァがイタリアのプロサッカーチームの買収に強い興味を示している。その背景にはイタリアへの強い愛情がある。
2015/06/05
Getty Images
近年増加する元アスリートのスポーツオーナー転身
これに対しピアッツァは、イタリアのスポーツ誌である『La Gazzetta dello Sport』のインタビューに対して、
“It is true, I have been to Parma recently and I am interested, but I can’t say for sure that it will go through.”
買収の話は本当だよ。最近パルマにも訪問したし、興味がある。ただ、本当に買うかどうかはまだわからないよ。
と、このように答えている。
現役時代に抜群の成績を残して財を築き、引退後にスポーツチームのオーナーへと転身するケースが、近年増えてきた。
ドジャースのオーナーの一人、マジック・ジョンソンは、現役時代NBAのスーパースターであった。かつてオリオールズの英雄であり、2632試合連続試合出場を記録したカル・リプケンJrは、オリオールズ傘下のマイナーチーム、アイアンバーズのオーナーの一人である。昨年引退した『ニューヨークの貴公子』デレク・ジーターも、監督やコーチには興味がなく、将来はスポーツチームのオーナーになることを夢見ている。
ちなみにピアッツァがメジャー16年で得た生涯年俸は、1億6000万ドル(約198億円)を超えるとも言われている。
第2の祖国であるイタリアのスポーツ振興に、非常に熱心なピアッツァ。現役時代は強打の捕手として大成功を収めたが、次なる野望はビジネスの世界なのか。ピアッツァの第2の人生から目が離せない。
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