菊池雄星、4回もたず2被弾ノックアウト マリナーズはシーガーの3本塁打などで逆転勝利
2019/08/14
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シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が13日(日本時間14日)、敵地でのデトロイト・タイガース戦に先発登板。4回途中5失点の内容で、リードを許したまま降板した。チームはカイル・シーガー内野手の1試合3本塁打などで逆転し、11-6で勝利している。
菊池は7日(同8日)の前回登板では、勝ち星こそつかなかったものの、5回1失点の好投。復調の兆しを感じさせていたが、この日は4回もたずノックアウトされる結果となった。
初回は、走者を背負いながらも2三振を奪うなど無失点で切り抜けた菊池。2回は1四球を与えるも、無安打に抑えた。
しかし1点の援護を受けた直後の3回裏、ニコ・グッドラム内野手とミゲル・カブレラ内野手に二塁打を浴びて同点に追いつかれる。さらに3-1と再びリードした4回には、ジョン・ヒックス内野手にソロ本塁打、ジェイク・ロジャース捕手に2ラン本塁打を浴び、2被弾で逆転を許した。さらに安打と二塁打を打たれて1死二、三塁とピンチを招き、4回を投げ切ることなく交代が告げられた。
この日の菊池は3回1/3(81球)を投げ、被安打9、奪三振3、与四球1、失点5の内容で、防御率5.56となっている。
試合は、6回にマリナーズ打線が奮起し一挙6得点。シーガーの3本塁打、トム・マーフィー捕手の2本塁打などで11得点を挙げ、菊池の負けを消している。