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エンゼルス・大谷翔平、13試合ぶり出場なし トラウトがメジャートップ45号もチームは4連敗

2019/09/06

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継投策通じず…7回に一挙7失点

 ロサンゼルス・エンゼルスは5日(日本時間6日)、敵地でオークランド・アスレチックスと対戦。マイク・トラウト外野手が45号も本塁打を放つなどしたが、6-10で敗れた。
 
 前日には今季初の「5番・指名打者」での先発出場となった大谷だが、復調の期待もむなしく3三振。この日はアスレチックス先発が左腕のブレット・アンダーソン投手ということもあってかベンチスタートとなる。
 
 初回、エンゼルスはマイク・トラウト外野手、アルバート・プホルス内野手の連打などで2死一塁、三塁のチャンスを迎えると、大谷に代わって指名打者(DH)に入ったジャスティン・アプトン外野手が走者一掃のタイムリー二塁打を放って2-0と先制する。
 
 すると3回、エンゼルスは先頭のデビット・フレッチャー内野手が出塁すると、打席にはトラウト。アンダーソンが投じた初球のシンカーを完璧に捉えると、バックスクリーン上段へ飛び込ぶ特大アーチとなった。メジャートップタイとなる45号本塁打でエンゼルスは4-1とリードを広げる。
 
 その後6-1にまで点差を広げたエンゼルスだが7回裏、エンゼルス2番手のホセ・スアレスがジョシュ・フィグリー捕手に11号2ラン本塁打を浴びて6-3とされると、ここで3番手タイ・バットリー投手に交代。しかしバットリーは安打と四球で1死満塁のピンチを作ると、押し出しで6-4となる。
 
 耐えかねたエンゼルスはここから3人の投手を起用する継投策に出るものの、押し出しなどで6-6の同点。最後はロビー・グロスマン外野手にタイムリー三塁打を浴びてしまい8-6となり、一挙7点の猛攻で試合をひっくり返されてしまう。エンゼルスはその後1点も返すことができず、10-6で敗北。4連敗となっている。
 
 大谷はこの日、13試合ぶりに出場機会はなく、ここまでの成績は打率.286、16本塁打、55打点、OPS(出塁率+長打率).836。9月は3試合で打率.143(7-1)、5三振と不振に苦しんでいる。
 
 エンゼルスは明日から敵地でシカゴ・ホワイトソックスとの3連戦がスタート。大谷が最後に本塁打をマークしたのは8月18日(同19日)のホワイトソックス戦なだけに、久しぶりの一発にも期待がかかる。