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田中将大、アストロズ相手に修正力の高さみせるも一発に泣く ヤンキースは1勝3敗で崖っぷち【MLBリーグ優勝決定シリーズ】

2019/10/18

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が17日(日本時間18日)、ヒューストン・アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発登板。5回4失点の成績で敗戦投手となった。チームはシリーズ通算1勝3敗と後がなくなっている。
 
 試合前の時点で、ポストシーズン通算防御率1.32と大舞台で最高のパフォーマンスを続けてきた田中。しかし、この日は一発に泣いた。
 
 初回、上位打線を無安打に抑える上々の立ち上がりを見せると、対するアストロズ先発のグレインキーが3四球と制球を乱し、ヤンキースが1点を先制する。リードをもらった田中は、2回も三者凡退に抑え、リズムを作った。
 
 しかし3回、先頭の8番チリーノスに四球を与えると、続くレディックには安打を浴び、無死一、二塁のピンチ。そして、2巡目に入ったアストロズ打線のリードオフマンであるスプリンガーに甘く入ったスプリットをスタンドまで運ばれ、1-3と一気に逆転を許した。
 
 それでも、4回を三者凡退に抑えて早くも前の回から修正すると、5回もスプリンガーを遊ゴロに打ち取るなど、3人できっちりと抑えた。6回は、先頭のブレグマンに一塁手ラメイヒューの失策で出塁を許したところで降板。マウンドを引き継いだ2番手グリーンが、アストロズ打線に捕まり、田中には失点がついている。
 
 この日の田中は、5回(85球)を投げ、被安打4、奪三振1、与四球2、失点4(自責点3)の成績だった。チームは、終盤にも得点され、3-8で敗れている。