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パドレスが“原点回帰”の新ユニで飛躍期す 球団創設時使用の「茶・金」復活、ストライプも採用

2019/11/10

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ホズマー「茶色は“全ての始まり”」低迷脱出へ意欲

 サンディエゴ・パドレスが来季の新ユニホームを発表。球団設立当初に試用していた茶色と金色の配色を再び採用した。米スポーツ専門サイト『ESPN』が9日(日本時間10日)、伝えている。
 
 パドレスが装いを新たにして来季へ臨む。チームは公式インスタグラムでマニー・マチャド内野手、エリック・ホズマー内野手、フェルナンド・タティスJr.内野手が新ユニホームを着用した写真を公開した。
 
 球団を創設した1969年から1984年に使用していた茶色と金色の配色を再び採用し、ホーム用とビジター用でともにピンストライプ柄を取り入れ、これまでと雰囲気がガラリと変わっている。
 
 同サイトによれば、今季までのユニホームは青と白が主要カラーとして使用されてきたが、ファンからは茶色を再び取り入れることが求められていたという。そして今回、その声が届く形となった。
 
 パドレスのエグゼクティブ・チェアマンのロン・ファウラー氏もユニホームの変更について「多くの人が茶色を望んでおり、それを実現させた」とコメント。さらに「我々は試合に勝たなければならない」と話し、新たなユニホームで心機一転することによって2006年以降遠ざかっている地区優勝への決意を語っている。
 
 ファウラー氏の熱意は選手にも届いているようで、ホズマーは「我々は厳しい時代のページをめくることができる。今、新しい波、新しい文化を始めようとしているんだ。茶色は“全ての始まり”を示している」とコメントを残した。
 
 パドレスは今季70勝92敗で地区最下位に沈み、5年連続4位以下と低迷を続けているだけに、10月に就任が決まったジェイス・ティングラー新監督、そしてこの新ユニホームとともに躍進を期していきたいところだ。

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