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トレードある? 米スポーツサイト、上原浩治は「ナショナルズが8回を任せたい投手」

スポーツサイト『ROTO WORLD』が30球団のクローザーのランキングを掲載した。6月下旬の不調が響き全体17位と厳しい評価に終わった上原浩治だが、夏までに強豪球団にトレードされる可能性も出てきている。

2015/06/26

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上原トレードの可能性も示唆

 次の第3グループには両リーグの最多セーブ投手、パイレーツのマーク・マランソンやツインズのグレン・パーキンス含む10人がランクイン。上原はその7番目、全体17位に選ばれた。

Trade rumors are starting to swirl around the Red Sox. The surprise is that they’re seen as potential sellers. Uehara is one of the guys who could be shipped elsewhere. He’s probably the type of guy the Nationals would like to acquire for the eighth inning.
レッドソックスには、トレードの噂が渦巻はじめている。驚くべきことに彼らは売り手側に回る可能性があると見られている。上原は他のチームに送られる可能性のある1人。彼は多分、ナショナルズが8回を任せたいと思うタイプの選手だろう。

 上原は5月には防御率0.93と春先の大乱調から復活したかに思われた。
 しかし、6月下旬から再び調子を崩しここ4登板では4失点。特にデーゲームでは防御率7.04と苦しんでいる。ここまでの防御率は3.38、すでに3敗を喫しているなど絶対的守護神として君臨した面影はなく、ジョンソン記者が述べているようにシーズン途中に強豪球団にトレードされるとしても8回を投げるセットアッパーの役割を求められる確率は高い。

 また田沢については一定の評価を得ている。

He strikes out about a batter per inning with a low walk rate. He’d check in at the bottom of Tier 3.
彼は1イニングに約1人の打者から三振を奪うとともに低い与四球率を誇っている。(もし田沢がクローザーとなれば)第3グループの一番下にランクインするだろう。

 奪三振率9.2、与四球率1.7とクオリティの高いピッチングを見せていることが評価されている。第3グループの底(全体20位)と特別高い評価ではないが、もし上原のトレードが実現した場合もクローザーをこなせるだけの力はあると見られているようだ。

 クエスチョンと題された、第4グループには5投手がランクイン。4試合連続失点で評価を落としたタイガースのホアキム・ソリア、セットアッパーとしては最高クラスだがクローザーに回ると安定感を欠くことを2012年に続いて再び証明してしまったタイラー・クリッパードらがこのグループに入っている。

 最下層の第5グループにはマリナーズのフェルナンド・ロドニーから最下位ダイヤモンドバックスまで5チームの投手がランクイン。このうちプレーオフ進出の可能性を残しているカブス、ブルージェイズは夏までに補強に出る可能性が高い。また昨年48Sをあげたロドニーだが、今季は防御率5.90と大炎上。これでは最下層入りも当然だろう。

 昨年のロイヤルズを見ればわかるようにポストシーズンではレギュラーシーズン以上にブルペンが重要なカギになる。ポストシーズンに向けて各チームの動き、そして上原、田沢のトレードがありうるのだろうか。

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出典:All About Setup Men by Brad Johnson in ROTO WORLD on Jun.24 2015

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