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MLBでは深刻な問題 「引退は考えていない」脳しんとうと戦う、ロッキーズのモーノー

2011年には脳しんとう用の故障者リストが設けられるなど、脳しんとうは深刻な問題としてメジャーリーグも取り扱われている。2006年MVPを受賞したジャスティン・モーノーは幾度となく、脳しんとうに悩まされ、その苦しみを乗り越えて復活を遂げている。今季も2カ月以上の離脱となっているが、まだ引退は考えていないと主砲は言う。

2015/07/26

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脳しんとうで離脱も引退は考えていない

 2006年のツインズ時代にはMVPも受賞した、ロッキーズのジャスティン・モーノーは、5月13日のエンゼルス戦の守備でファーストゴロに飛びついたときに頸部痛、そして脳しんとうの症状が見られたために故障者リスト入りした。
 
 故障者リストに入るまで今季は27試合に出場。打率.290、3本塁打、9打点。昨シーズンオフには日本で開催された日米野球のメンバーとしても来日していた。昨季ナショナルリーグの首位打者に輝き、2年契約の最終年となる今年も活躍が期待されていた。
 
 リハビリは思うように進展しておらず、すでに離脱から2カ月以上が経過している。ここ数日間はバッティングケージでティーから打撃練習を行っており、今季中の復帰をまだ諦めていない。モーノーは、地元メディアの取材に対して、まだ野球からの引退は考えていないと語っている。
 
“It’s been my plan all along (to return). I didn’t think I would be going through everything if it wasn’t for the purpose of trying getting back on the field. When that is, I don’t know. But I’m hopeful and that’s my goal.”
「始めから復帰することを目標に掲げてきた。グラウンドに戻ることを目標にしていなければ、今すべてのことに取り組んではいないだろう。それがいつになるかは、自分にもわからない。だが希望を持っており、それを目指している」

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