【花巻東対決】鍵はスライダー。大谷翔平は速球に強く、菊池雄星は速球系が7割超…球種データで占う対戦の行方は?【成績データ分析】
2021/06/06
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルス対シアトル・マリナーズの試合が5日(日本時間6日)、エンゼルスの本拠地で行われる。マリナーズの先発は菊池雄星投手が予定されており、エンゼルス大谷翔平と対戦すれば、2年ぶりとなる“花巻東対決”が実現する。
今年の大谷は、開幕から二刀流としてメジャーリーグを席巻。打者としては、本塁打数やメジャーで重要視される打撃指標でリーグトップを争っている。一方、今年の菊池は、現在6試合連続クオリティスタート(QS)を記録。着実なステップアップを感じさせる内容で、いまマリナーズで最も信用できる投手だ。
以下は、今季の両選手の成績。(データはすべて日本時間6月5日時点)
大谷翔平(打者):52試合、打率.255、49安打、15本塁打、40打点、7盗塁、OPS.902(出塁率.324+長打率.578)
菊池雄星:10試合(62回2/3)、3勝3敗、防御率3.88、61奪三振、WHIP1.04
【次ページ】過去の対戦成績は?