ダルビッシュ有、古巣相手に150キロの高速スプリット「恩返しのつもりが…」
2021/06/11
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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地シカゴ・カブス戦で先発登板し7回8奪三振2失点の好投を披露した。試合後、“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏のツイートに反応している。
相手のカブスはダルビッシュが昨季まで3シーズン所属した球団で、ダルビッシュにとっては古巣との対決となった。この試合でダルビッシュはあらゆる球種を使い分け、150キロの高速スプリットも披露している。フリードマン氏は自身のツイッターに「ダルビッシュ有、93マイル(約150キロ)のスプリッター」と綴り、ダルビッシュの投球動画を投稿した。
これに対しダルビッシュは「スプリットはカブスのボーゼロさんって方にもっと使った方がいいと強くおされたからより使い始めました。その頃からよくなり出しましたし、ピッチングというものを教えてくれた人でした。なので今日は今年一番スプリットを投げました。恩返しのつもりがいい感覚も掴めたので自信になりました」と答えている。この日、ダルビッシュは7回(100球)を投げ、被安打3、被本塁打1、与四死球2、奪三振8、失点2の成績で2敗目(6勝)防御率2.28、WHIP0.91となっている。なお、パドレスは1-3で敗戦しダルビッシュは今季2敗目を喫している。