メジャーリーグ最新情報
2017/02/13
シンシナティ・レッズで11シーズンに渡ってセカンドを守り続けてきたブランドン・フィリップス内野手が、2人の投手とのトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍することが12日、球団から発表された。 フィリップスは、1999年にモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)からドラフト指名を受け入団。2002年にクリーブランド・インディアンスへ移籍し、MLBデビューを飾った。 2006年にはシンシナティ・レッズへ移籍し、11シーズンで3度のオールスターに出場し、2塁手として4度のゴールドグラブ賞を獲得。レッズで築いた1774本の安打数は、球団史上歴代9位の記 ... 続きを見る
2017/02/13
昨季カンザスシティ・ロイヤルズに所属していた王建民投手を、WBC台湾代表の予備投手枠に登録した。前大会で日本代表を6回無失点と大いに苦しめた右腕が、再びWBCに出場する可能性が出てきた。 王は、マイアミ・マーリンズのチェン・ウェイン投手と共にWBCに出場しない意向であると報じられていたが、ロースター発表時に予備投手として登録されていたことが判明した。 投手の予備登録は今大会から導入された制度で、1次ラウンド、2次ラウンド、決勝ラウンド毎に最大2名を本登録されている投手と入れ替えることが出来る。しかし、一度本登録から外れた選手は再登録が出来ないという制限がある。 ... 続きを見る
2017/02/13
北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手は、海の向こうでプレーをしていてもMLBでは大注目だ。 ニューヨークの地元紙『ニューヨーク・ポスト』のジョエル・シャーマン記者が11日、2016年に引き続いて、「MLBで最も興味深い50人」を発表。大谷が11位、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手とニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が揃って10位にランクインした。 記事では、昨シーズンは19位にランクインした大谷について「アメリカのファンが大谷を見るためには良くないオフシーズンだった」として、昨年末に大リーグと選手会の間で締結された海外選手の年俸を制限する、い ... 続きを見る
2017/02/12
WBC韓国代表は、国内リーグ所属の選手を中心とした陣容を築くことになりそうだ。 テキサス・レンジャーズの秋信守、ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振、ピッツバーグ・パイレーツの姜正浩、ボルティモア・オリオールズの金賢洙、ミネソタ・ツインズに所属していた朴炳鎬など、MLBでも主力級の選手を擁している韓国だが、いずれもケガや不祥事などによってWBCに出場しないことが決まっている。 そのため、メジャーリーガーの参加はセントルイス・カージナルスの呉昇桓のみとなった。 呉は2014年~2015年シーズンは阪神タイガースに所属しており、守護神として大活躍。そし ... 続きを見る
2017/02/11
9日、WBC参加国のロースターが発表された。多くのメジャーリーガーが参加している国もあれば、マイナーリーガーが中心の国、国内リーグの選手が中心の国もあり、多種多様のチーム、選手が参加することになった。 米サイト「ザ・スコア」では、9日のロースター発表を受け、WBC参加国をランキング形式で格付けする特集を組んでいる。 記事では、自国である米国代表を1位としている。ノーラン・アレナド、クリス・アーチャー、アンドリュー・ミラーといったスター選手を擁しており、「WBC代表に選出されるために最も競争が激しい国」と評した。参加辞退者も多い米国代表だが、それでもMLBで主力 ... 続きを見る
2017/02/10
イチロー外野手、田澤純一投手が所属するマイアミ・マーリンズが16億ドル(約1820億円)で売却されるかもしれないと『フォーブス』電子版が報じた。記事によると、匿名を条件に2人の人物がマーリンズのデビッド・サムソン球団社長が球団売却の口約束を交わしたことを明らかにしたという。 マイアミ・マーリンズは現オーナーのジェフリー・ローリア氏がフロリダ・マーリンズ時代の2002年に1億5850万ドルで買収。2003年にはいきなりワールドシリーズを制覇したが、その後は度々チームの主力選手を一気に放出するいわゆる“ファイアーセール”を行うこともあり、勝利が定着しないチームとなっている。200 ... 続きを見る
2017/02/10
WBCの最終ロースターが8日に発表されたが、それに伴い米大手ブックメーカーの『ボバダ』がWBCの優勝オッズを発表した。 侍ジャパンの現時点の評価は全体で3番人気の4倍となっている。現役メジャーリーガーの招集がヒューストン・アストロズの青木宣親だけということを考えたら、非常に高い評価を得ていることがわかるが、米『ヤフー』では「日本のベーブ・ルース」の大谷翔平が参加していればさらに高い評価になっただろうとの見方を示している。 1番人気はジャンカルロ・スタントン、ノーラン・アレナドら超一流選手を野手に数多く揃えた米国代表となっており3倍。エースのジョニー・クエトに超 ... 続きを見る
2017/02/09
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、今シーズンオフに行使できるオプトアウト条項について、地元紙を通して明言した。 3年間で39勝16敗、防御率3.12を記録し、安定感のある投球でチームを支えるエースの動向は地元・ニューヨークを中心に何度も話題に上がっている。田中は、今年で7年契約の4年目に入り、契約にはオプトアウト条項が盛り込まれている。途中で契約を破棄出来る条項を盛り込んでおくことで、選手、球団の双方にメリットが生じることが多いため、一流選手の契約ではこの条項が盛り込まれていることが多い。 ニューヨークの地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」は8日付 ... 続きを見る
2017/02/09
WBCオランダ代表の内野陣が、非常に強力な布陣となりそうだ。 オランダ代表が、昨年11月の練習試合で侍ジャパンを苦しめたことは記憶に新しい。当時、代表に所属していたメジャーリーガーは、テキサス・レンジャーズのジュリクション・プロファーのみであったが、その後の追加招集に成功し、若手選手を中心に多数のメジャーリーガーが代表に参加することになった。 ニューヨーク・ヤンキースのディーディー・グレゴリウス、ロサンゼルス・エンゼルスのアンドレルトン・シモンズ、ボルティモア・オリオールズのジョナサン・スコープ、ボストン・レッドソックスのザンダー・ボガーツら、MLBで主力の内 ... 続きを見る
2017/02/09
2017年WBCの各国の代表メンバーが『MLBネットワーク』が現地時間8日に放送した特別番組で発表された。走攻守共に過去最高の布陣を揃えてきたドミニカ共和国は間違い無く、今回のWBCの優勝候補筆頭である。連覇を止めるチームは現れるのだろうか。... 続きを見る
2017/02/09
野球ファンが待ちに待ったWBCの米国代表の最終ロースターが現地時間の8日に正式に決定した。WBC悲願の初優勝に向けて、強力なチームを組んできた。優勝候補に挙げることができるチームとなっている。... 続きを見る
2017/02/08
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有がMLBに挑戦した2012年に女房役だったマイク・ナポリが2年ぶりにレンジャーズへ戻ってくる。球団の正式発表はまだだが、『MLB.com』を含む複数ソースが7日付で報じた。 ナポリは2011年から2012年にかけてレンジャーズに在籍。2015年の後半シーズンもレンジャーズで活躍したが、昨季はクリーブランド・インディアンスに移籍してチームのワールドシリーズ出場に貢献した。2016年シーズンは34歳にして自身最多の34本塁打、初の100打点超えを記録するなど、まだまだ衰えが見えない打者である。 ダルビッシュと2012年にバッテ ... 続きを見る
2017/02/08
日本球界入りの可能性も噂されていた、昨季ナショナル・リーグ本塁打王のクリス・カーターはニューヨーク・ヤンキースと1年契約を結んだようだ。米『USAトゥデイ』が伝えた。身体検査を得て、正式契約となる見込み。 契約は300万ドル(約3億3700万円)の年俸に加えて、50万ドル(約5600万円)のサイニングボーナス、さらに打席数に応じた出来高が設定された。 現役バリバリのメジャーリーガーの来日の可能性はなくなってしまったが、今季は、田中将大投手の同僚としてプレーすることになる。 昨季41本塁打を放ち、ナショナル・リーグの本塁打王となったクリス・カータ ... 続きを見る
2017/02/08
WBC米国代表の野手陣が、非常に豪華かつ強力な陣容となりそうだ。野手陣はMLBを代表するスーパースターが集結しており、攻撃力は大会屈指である。 内野手はコロラド・ロッキーズのノーラン・アレナド、サンフランシスコ・ジャイアンツのバスター・ポージー、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミット、ワシントン・ナショナルズのダニエル・マーフィーというメンバーが揃う。 外野手も、マイアミ・マーリンズのジャンカルロ・スタントン、ピッツバーグ・パイレーツのアンドリュー・マカッチェン、ボルティモア・オリオールズのアダム・ジョーンズなどといった強打者が揃っている。 ... 続きを見る
2017/02/07
昨季、ニューヨーク・ヤンキースのエースとして大活躍を見せた田中将大。移籍後、初めて離脱することなく投げ続けて防御率もリーグ3位をマークし、ヤンキース首脳陣やファンから絶大な信頼と人気を得た。3年間で39勝16敗、防御率は3.12と、MLBに移籍しても「負けない投手」として高い勝率を維持し続けている。 スプリング・トレーニングも間近になってきたところで、米サイト『ニュース・デイ』は6日付で、田中についての特集を組んでいる。 田中は6日、米フロリダ州・タンパでマイナーリーグの選手と合同で練習を行っていると報じられている。そして、水曜にはブルペンで投げることが予想さ ... 続きを見る
2017/02/07
WBC初優勝を狙う米国代表。豪華野手陣に注目が集まるが、投手陣もスーパーエースが不在ながら、強力な陣容となっている。 オークランド・アスレチックスのエースであるソニー・グレイ、タンパベイ・レイズでエース格のクリス・アーチャー、ワシントン・ナショナルズのターナー・ロアークを中心に、クリーブランド・インディアンスのアンドリュー・ミラーを中心とした豪華ブルペン陣が脇を固める。 グレイは、昨季5勝11敗、防御率5.69という成績であったが、2014、2015年は2年連続で14勝を上げ、特に2015年にはオールスター出場、サイ・ヤング賞投票で3位に選出される大活躍を見せ ... 続きを見る
2017/02/07
2017年WBCのメキシコ代表であり、昨年の侍ジャパン対メキシコ代表の強化試合にも出場した、元サンフランシスコ・ジャイアンツのセルジオ・ロモ投手がロサンゼルス・ドジャースと合意したと米『FOXスポーツ』のケン・ローゼンタール記者が6日付で伝えた。身体検査を行い、正式契約となる模様。 昨季はシーズン開幕早々に肘の痛みでDL入りしたが、7月にチームに戻ってからはセットアッパーや抑えなど、幅広く活躍。40試合に登板し、1勝0敗、防御率2.64の成績を残した。 また、2012年にはジャイアンツの抑えとして、ワールドシリーズに3試合登板。チームは見事デトロイト・タイガー ... 続きを見る
2017/02/06
中国代表としてWBCに出場予定のブルース・チェンについてMLB公式サイトが、5日付で特集記事を組んだ。チェンは17年間MLBでプレーし、2015年に引退。2010年から2012年にかけては3年連続で2ケタ勝利を挙げた通算82勝の左腕投手だ。 実はこれまで、パナマ代表として2006年と2009年にWBCでプレーし、自身もパナマ出身のチェンであるが、祖父母に中国人のルーツを持っている。 「私自身はパナマで生まれましたが、自分は中国人の子孫です。私の母も父もとても誇りに思っています。もし祖父母が生きていたら私が彼らの故郷を背負った姿を見ることをどれだけ誇りに思ったこと ... 続きを見る
2017/02/06
今大会でWBC初出場となったイスラエル代表。予選を勝ち抜き、本戦への出場を決めている。1次ラウンドではグループAに所属し、韓国、台湾、オランダと戦う予定となっている。 野球にあまり馴染みのない国名のイスラエルだが、MLBにはユダヤ系出身の選手が多く、イスラエル代表としてチームを構成することが可能となっていた。そして、参加国の増加を歓迎するというWBC本部の意向もあり、今回の出場に至った。 現在出場が確定している選手は、マイナーリーグに所属する若手選手が中心となっている。また、現在メジャーで一線級の選手に追加招集をかけており、戦力が大幅に上がる可能性もある。 & ... 続きを見る
2017/02/06
マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、今季を含めて35歳以上になる選手で構成されるオールスターチームに選出された。これは、米サイト『ファンラグ』が特集しているものであり、以前、同サイトでは若手有望株25人についての特集を掲載していた。そして、今回は「若手選手は、ベテラン選手に影響を受けているということを忘れてはならない」ということで本特集が掲載されることになった。 記事では、イチローは9番・レフトで選出されており、「21世紀に入ってから最も魅力的で、比類のない選手である」と評され、非常に高い評価を得ている。 27歳から43歳となる16年で、MLB通算打率.3 ... 続きを見る
2017/02/05
WBCベネズエラ代表は、攻撃陣だけでなく、守備陣も強力な布陣となっている。 カンザスシティ・ロイヤルズのアルシデス・エスコバー、サルバドール・ペレス、マイアミ・マーリンズのマーティン・プラド、アトランタ・ブレーブスのエンダー・インシアーテ、コロラド・ロッキーズのカルロス・ゴンザレスといった選手は、MLBでも守備の名手と評されている。攻守共に隙のないオーダーを形成し、各国代表の前に立ちはだかる存在となりそうだ。 以下、ベネズエラ代表の、守備面で注目される選手について紹介する。 遊撃手のエスコバーは、ロイヤルズ不動の1番打者で俊足が武器の選手である ... 続きを見る
2017/02/04
WBCベネズエラ代表が、大会屈指の強力な中軸を擁することになりそうだ。 デトロイト・タイガースのミゲル・カブレラ、ビクター・マルティネス、ヒューストン・アストロズのホセ・アルトゥーベ、コロラド・ロッキーズのカルロス・ゴンザレスといったMLB屈指の強打者たちが中軸を担うと予測されている。 そして、テキサス・レンジャーズで昨季33本塁打を放ったルーグネッド・オドーの参戦が、ベネズエラの地元紙「Béisbol3bases」でも示唆されており、更に強力打線に厚みが出る。 カブレラは今大会に出場する野手でも圧倒的なキャリアを持つ野手である。 ... 続きを見る
2017/02/03
ナショナルリーグ本塁打王のクリス・カーター外野手の日本移籍の噂は、どうやら立ち消えになりそうだ。 昨季はミルウォーキー・ブリュワーズに所属し、41本を放ったものの、打率.222、206三振、644打席で76四球と、本塁打以外では安定感を欠く内容であった。また、守備走塁にも難があり、長打力以外はマイナスとなるポイントが多い。 長打力は非常に魅力だが、その長所を打ち消すほど粗が目立つ選手であり、非常に計算しにくい選手である。そのため、ブリュワーズを構想外になったと見られており、移籍先も確定していないという状況を招いている。 昨季、本塁打王ということ ... 続きを見る
2017/02/02
カンザスシティ・ロイヤルズは1日、FAとなっていたスラッガーのブランドン・モスと2年総額1200万ドル(約13億6000万円)で契約したことを正式に発表した。 モスは左打ちの一塁手兼外野手で、昨シーズンは打率.225ながらも28本塁打を記録。2013年には30本、2014年には25本を記録するなど、パワーが魅力のバッターである。 キャリアではロイヤルズの本拠地のカウフマン・スタジアムを得意とし、通算成績は68打数21安打、打率.309、3本塁打、13打点。アスレチックス時代の2014年にはロイヤルズとのワイルドカード・ワンゲームプレーオフで2本塁打5打点と一人 ... 続きを見る
2017/02/02
WBCのドミニカ代表にサンフランシスコ・ジャイアンツのジョニー・クエト、マイアミ・マーリンズのエディンソン・ボルケス、セントルイス・カージナルスのカルロス・マルティネスとアレックス・レイエスという豪華投手陣の参戦が決定したと、『MLB.com』のジョン・モロシ記者がTwitter上で伝えた。 クエトは30歳右腕で、昨季は18勝5敗、防御率2.79、198奪三振を記録。彼の特徴は何と言っても投球フォームにある。トルネード投法のように身体を捻って投げる姿が特徴的だ。また、投球ごとにタイミングをずらす投法でも有名である。 2014年にはシンシナティ・レッズで20勝9 ... 続きを見る
2017/02/02
2015年シーズン限りで現役を引退したバリー・ジト元投手の歌手デビューとなるCD『ノー・シークレッツ』が27日に正式に発売されたと米音楽メディア『テイスト・オブ・カントリー』が伝えた。5つの曲が入った今回のEPは本格的なカントリー・ミュージックのCDとなっている。 1999年のドラフトでオークランド・アスレチックスに1巡目で指名されたジトは、ティム・ハドソン、マーク・マルダーと共にビッグ3を形成。2002年には23勝5敗、防御率2.75、182奪三振でサイ・ヤング賞と最多勝を獲得。アスレチックスの4度の地区優勝に貢献した。 2007年からはサンフランシスコ・ジ ... 続きを見る
2017/02/01
シアトル・マリナーズの岩隈久志投手の復調が期待されている。岩隈は2012年のMLB移籍以来、毎年安定して勝利数、イニングを稼ぎ、2015年には本拠地セーフコ・フィールドでノーヒット・ノーランを記録するなど、地元シアトルでも人気が高く、今年もエースのフェリックス・ヘルナンデスに次ぐ2番手としての活躍が期待されている。 昨季も16勝(12敗)を挙げ、199イニングを投げてローテーションの中心として機能していた。一方で防御率はMLB移籍後ワーストの4.12であり、被安打も昨季だけでMLB通算(798本)の1/4以上となる218本を記録し、被本塁打数も28本となっていた。   ... 続きを見る
2017/02/01
セントルイス・カージナルスの元スカウト部長である、クリストファー・コレア氏がヒューストン・アストロズのシステムに不正アクセスをしていた問題で、カージナルスにペナルティが課されることになった。 コレア氏は既に連邦裁判所で禁錮46か月の判決を受けており、MLBからは永久追放処分を受けている。同氏はアストロズのメールやデータベースに不正アクセスを行い、スカウティングレポート、トレードの提案等を入手していたと見られている。 セントルイスの地元紙『ポスト・ディスパッチ』では、1月31日付でこの件について報じている。記事では、ペナルティの内容を以下のように伝えた。 &nb ... 続きを見る
2017/01/31
アメリカン・フットボールのスターとして人気を集めたティム・ティーボウが、昨年から野球に転向してMLBに挑戦している。 そんなティーボウに対して、米メディア『ESPN』のMLBライターであるキース・ロウ氏は「アリゾナの秋のリーグを10年間見た中で最もひどい選手。二度と野球をやらないと言うべきだ」と30日付のインタビューで酷評した。 ティーボウはアメリカン・フットボールの名門のフロリダ大学でクォーターバックとしてプレーし、2年次には大学フットボールで最も活躍した選手に贈られるハイズマン賞を獲得。2回の全米優勝の実績を持ち、NFLのデンバー・ブロンコスに入団した。 ... 続きを見る
2017/01/31
田澤純一投手、イチロー外野手の所属する、マイアミ・マーリンズの年棒総額が1億ドル(約113億円)を突破したと報じられている。これは、1993年の球団設立以来2度目のことで、地元でも驚きと感嘆の声が上がっている。 米サイト『SBネーション』では、30日付でこの球団史上2度目の出来事について特集を組んでいる。 記事では、特に投手陣の補強を大きく取り上げている。昨季、マーリンズは若きエースであったホセ・フェルナンデス投手の死去もあり、投手陣の補強が急務となっており、今オフ最大の契約として、カンザスシティ・ロイヤルズからエディンソン・ボルケスの獲得が上げられている。2 ... 続きを見る
2017/01/31
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、MLB公式サイトの企画「2017年の活躍が期待される先発投手ランキング」で8位に選出された。 同僚の左腕エース、コール・ハメルズや、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大、ボストン・レッドソックスのPS絶好調のレ軍ベニンテンディ、WSの1試合4安打は球団史上3人目「勝てたことが嬉しい」 ボストン・レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ外野手が23日(日本時間24日)に行われたロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第1戦で1試合4安打を記録し、ワールドシリーズでの球団記録に並んだ。米メディア『MASSLIVE』が24日、伝 ... 続きを見る
2017/01/30
クリーブランド・インディアンスのマスコットキャラクターであるワフー酋長がネイティブ・アメリカンに対する差別ではないかという議論はMLBで長年続いているが、27日にMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏とインディアンスのオーナーのポール・ドーラン氏がロゴの是非に関して話し合ったとアメリカの複数メディアが伝えた。 ネイティブ・アメリカンに関するロゴやチーム名の論争はMLBだけではなく、NFLのワシントン・レッドスキンズやNHLのシカゴ・ブラックホークスといったアメリカの他のプロスポーツでも問題となっており、アメリカの国内を二分している。 また、日本でも先日、大 ... 続きを見る
2017/01/30
WBCにカナダ代表として2006年から毎回出場し、今年の大会にも参加予定のジャスティン・モーノーに対して、古巣ミネソタ・ツインズが獲得に興味を示していると、ミネソタの地方紙『パイオニア・プレス』が29日付で報じた。 5月には36歳となるモーノーは2003年から2013年までツインズに在籍。2006年には打率.321 34本塁打 130打点でアメリカンリーグMVPとシルバースラッガー賞(一塁手)に選出された。 その後は脳震盪や怪我の影響で思うようにプレーできなかったが、2014年には移籍したコロラド・ロッキーズで首位打者を獲得。復活を印象付けた。同年には日米野球 ... 続きを見る
2017/01/30
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が、今季の目標の一つとして「200イニング以上」と設定したことがアメリカで話題となっている。 近年、日本人投手で200イニング以上を投げたのは、2013年の岩隈久志(219回2/3)、ダルビッシュ有(209回2/3)、黒田博樹(201回1/3)であり、過去3年間200イニング以上を投げた日本人の先発投手は存在しない。昨季は、岩隈久志が199回、田中将大が199回2/3でシーズンを終えただけに、4年ぶりの200イニング達成に期待が高まっている。 米サイト『ドジャース・ネーション』では前田の発言を受け、29日付で特集を組んでい ... 続きを見る
2017/01/30
アメリカのドナルド・トランプ大統領による入国規制が、MLB界にも影響を及ぼす可能性が出てきている。幸いなことに、現在MLBに所属する選手で、今回の入国規制に直接該当する選手はいなかったが、様々な国籍の選手が活躍しているだけに、不安の声が上がる。 そんななか、テキサス州の地元紙『スポーツ・デイ』では28日付で、今回の入国規制が『ダルビッシュ有投手の父である、ダルビッシュ・セファート・ファルサさんが春先に息子の投球を見ることを不可能にした』との記事を報じている。ファルサさんはイラン人であり、今回の入国規制に該当することになる。 レンジャーズ球団も公式に、今回の大統 ... 続きを見る
2017/01/30
ノースウエスタン大学のラビ・アビダ教授が23日、時差ボケがMLB選手のパフォーマンスに与える影響を分析した論文を『米国科学アカデミー紀要』に発表した。 アビダ教授が20年間に行われた40,000試合以上の分析に基づいた調査によると、投球に関しては東に移動した投手はホーム・アウェー関わらずにホームランを打たれやすくなっていると分析している。その影響はホームフィールド・アドバンデージを打ち消すレベルで明確に現れているようだ。 では、なぜ東へ移動すると負の影響が現れるのだろうか。人間の体内時計は24時間よりも少し長い時間で周期しているからだとアビダ教授は語る。 &n ... 続きを見る
2017/01/29
シアトル・マリナーズが4月19日のマイアミ・マーリンズ戦でイチロー外野手の偉業を讃えるボブルヘッドを無料で配布すると発表した。先着2万人に2004年のMLBシーズン最多安打記録262安打の達成を模した姿と、昨年のMLB通算3000本安打達成のときの姿を1つの台に合わせた豪華なボブルヘッドが配布される。 他球団に移籍した選手の商品を配布することから、マリナーズのイチローに対する特別の敬意を見ることができる。イチローはマリナーズに在籍した2001年から2012シーズン途中までで、MLBシーズン最多安打記録の262安打を含む、2533安打を記録。この数字は球団史上1位である。 &n ... 続きを見る
2017/01/28
ボストン・レッドソックスは26日、昨シーズン限りで現役を引退したデビッド・オルティス内野手の背番号「34」を永久欠番とすることを決めた。レッドソックスの永久欠番としては11人目で、三冠王のカール・ヤストレムスキーや最後の4割打者のテッド・ウィリアムスなどのメンバーの仲間入りを果たした。 「ビッグ・パピ」との愛称でも知られるオルティスは現役最終年の2016年シーズンも打率.315 38本塁打 127打点と2006年以来の3回目の打点王を獲得。DHとしてのシルバー・スラッガー賞も史上最多の7回目を獲得するなど、ファンに惜しまれながら現役を退いた。キャリア通算では打率.286 54 ... 続きを見る
2017/01/27
2006年の日米野球で来日し、東京ドームで驚異のバックスクリーン弾を放って一躍有名となった元フィラデルフィア・フィリーズのライアン・ハワード内野手が未だに所属先が見つからずにFAとなっている。 13年間に渡ってフィリーズでプレーをしたものの、昨シーズンは打率.196 25本塁打 59打点と、打率はキャリア最低を記録。高額な年俸、高齢(37歳)そして成績の衰えがネックとなり、フィリーズは彼との契約オプションを破棄したことを発表。フィリーズのフランチャイズプレーヤーは初めてFA選手となった。 そかし、ハワードは『フォックスニュース』のインタビューで「まだ、高いレベ ... 続きを見る
2017/01/27
サンフランシスコ・ジャイアンツと23日にマイナー契約を結んだ韓国人スラッガー、黄載鈞(ファン・ジェギュン)内野手が自身の代名詞でもあるバット投げをMLBでは封印すると決めたようだ。韓国を代表する通信社『聯合ニュース』が26日に報じた。 記事によると、黄はロッテ・ジャイアンツ時代のチームメイトである、ジョシュ・リンドブロム投手とジム・アドゥチ外野手からアドバイスを受けた模様。MLBでは度々、論争となるバット投げであり、次の打席では身体の近くにボールを投げられるなど一般的には失礼なものであると見なされている。 現在のMLB選手で最も豪快にバット投げをする選手といえ ... 続きを見る
2017/01/27
テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手は、開幕ローテーション入りがほぼ確実と見られている。 米サイト「SBネーション」では、25日付でレンジャーズの開幕ローテーションを予測する特集が組まれた。レンジャーズでは、昨季まで先発として活躍していたデレク・ホランド投手、元広島東洋カープのコルビー・ルイス投手が退団しており、先発ローテーションを再編する必要が出てきている。 昨季、防御率3点台を維持出来ていた先発投手は、ダルビッシュと左腕エース、コール・ハメルズ投手の2人だけであり、それ以外の投手は4点台以上で、安定感に欠けていた。 そこで、レンジャー ... 続きを見る
2017/01/26
ノースウエスタン大学のラビ・アビダ教授が23日、時差ボケがMLB選手のパフォーマンスに与える影響を分析した論文を『米国科学アカデミー紀要』に発表した。 アメリカ本土は日本と異なり、国土が東西に広いので国内で時差が生じている。ニューヨークなどの都市がある東海岸標準時、シカゴなどがある中西部標準時、デンバーなどがある山岳部標準時、そしてロサンゼルスがある太平洋標準時と4つのタイムゾーンが本土には存在している。すなわち、東海岸から西海岸の間には常に3時間の時差が存在するのだ。 アビダ教授の20年間に行われた40,000試合以上の分析に基づいた調査によると、東に異なる ... 続きを見る
2017/01/26
マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、古巣シアトル・マリナーズの歴代最高クラスのFA選手に選出された。 MLB公式サイトでは23日付で、各球団の担当記者が歴代最高のFA選手を選出する特集記事を掲載。同記事内でマリナーズ番記者、グレッグ・ジョン氏が「シアトル・マリナーズの史上最高のFA選手に分類されるのは容易である」と、イチローを評した。 他の候補には現在のマリナーズで主軸打者であるロビンソン・カノ、ネルソン・クルーズや、かつて打点王を獲得したブレット・ブーンが挙げられていたが、いずれの選手もイチローの傑出度には及ばないとしている。 2001年 ... 続きを見る
2017/01/25
侍ジャパンの追加メンバー8名が24日、発表された。MLB組からは参加辞退の表明が相次ぎ、現状で参加する選手はヒューストン・アストロズの青木宣親外野手のみとなっている。日米通算2000本安打まで残り35本と迫っている安打製造機の青木には、小久保JAPANの切り込み隊長としてチャンスメイクが期待されており、上位打線での起用が見込まれている。 会見では、小久保裕紀監督も質疑応答で青木について以下のようにコメントしている。 「青木は早い段階から、『どんな状況になろうとも、必要であれば喜んで参加します』という意思を伝えてくれていたので、その心意気とメジャーで戦っている強さ ... 続きを見る
2017/01/24
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が、自身のツイッターを通じてWBCへの不参加を表明した。侍ジャパンの小久保裕紀監督の熱烈オファーも実らず、今回のWBCもNPBに所属する選手を中心に戦うことになりそうだ。 MLBに所属する投手では、現時点で田中将大を始め、上原浩治、前田健太が不参加を表明している。まだ参加の可否を明言していないのは、岩隈久志、トミー・ジョン手術から復帰後、1年も経過していないダルビッシュ有、新球団へ移籍したことで出場が難しい田澤純一だが、いずれも不参加が見込まれている。 田中が不参加を表明したことは、日本だけでなくアメリカでも話題となっている。 ... 続きを見る
2017/01/24
昨季、ヤンキースのエースとして大活躍であった田中将大。地元・ニューヨークでも活躍を絶賛されており、また今後の動向が注目されている。... 続きを見る
2017/01/23
カンザスシティ・ロイヤルズのヨルダノ・ベンチュラ投手が母国・ドミニカ共和国で自動車事故に遭遇し、死亡した。全米で大きく報道されており、その死が惜しまれている。... 続きを見る
2017/01/22
MLBのデータ分析サイトの『ベースボール・サヴァーント』によると、2016年シーズンで投げられた100マイル(約161キロ)以上の球速の球は計1419球となっており、2015年の912球、2014年の562球、2013年の465球と3年間でおよそ3倍の数となっている。 2016年の100マイル超えの投球数の圧倒的な増加の要因は何だろうか。大きな要因はアトランタ・ブレーブスで2016年にデビューした、マウリシオ・カブレラによるものであると分析することができる。彼は昨シーズンに投げた全投球数644球のうち344球が100マイル超えと、全投球数におけるおよそ53%が100マイルを超 ... 続きを見る
2017/01/21
16歳のブラジル人投手のエリック・パルディーニョにMLB各球団からの注目が集まっているとMLB公式サイトが現地12日付で伝えている。彼は15歳で2016年のWBC予選ラウンドのブラジル対パキスタン戦に登板し、90マイル(約144キロ)超えのストレートを連発した実績を持つ。 記事によると、バストスと呼ばれるブラジルの街で育ったパルディーニョは身長178cm、体重が75kgで父親がブラジル人、母親の両親が日本人の日系3世である。8歳で野球を始め、12歳でブラジルにあるヤクルト野球アカデミーに入り、3年間日本式の投球術を学んだ。その地で広島東洋カープ、東北楽天ゴールデンイーグルスで ... 続きを見る
2017/01/19
現地18日、新たな野球殿堂入りが発表された。 今年はジェフ・バグウェル、ティム・レインズ、そしてイバン・ロドリゲスの3人が選出された。 バグウェルは、1991年4月8日にMLBデビュー。2005年までの15年間、ヒューストン・アストロズでプレーし、通算2150試合に出場、7797打数、2314安打、449本塁打、1529打点、打率.297、長打率.540をマークした。 MLBで23年プレーしたレインズは、モントリオール・エクスポズ、シカゴ・ホワイトソックス、ニューヨーク・ヤンキースなど6球団に所属した経歴を持つ。通算成績は、2502試合に出場し、8872打数 ... 続きを見る