最新記事一覧
2014/10/07
ある試合の象徴的なワンシーンを切り抜き、その場面の選手の心理や想いを取り上げる連載企画。第3回目は、埼玉西武ライオンズの梅田尚通をクローズアップする。与えられた機会で、結果を出せるか否か。プロ野球という厳しい世界では、期待を懸けられる選手は多いが、それをモノにできる選手は一握りだ。10月2日の北海道日本ハムファイターズ戦の2回裏、無死満塁の場面だ。5月にプロ7年目にして初昇格、4打席で2三振という厳しい結果――しかし、1軍の投手との4回の対戦の中で、梅田は手ごたえを感じていた。... 続きを見る
2014/10/07
ベースボールチャンネルは、毎週火曜日に、横浜ベイスターズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・メッツの3球団で通訳として活躍した小島克典氏による書き下ろし連載「通訳はみ出し日記」をスタートしました。日米両球界で培った小島氏の経験をベースに、現地メディアの報道や知られざる業界の慣習を、独自の視点で軽やかに紹介していきます。連載2回目は「驚きのMLBプレーオフ・ボーナス分配法」についてです。... 続きを見る
2014/10/06
今季、ポストシーズン進出がかなわなかったヤンキース。田中将大が大きく注目される中、もう一人の日本人エース・黒田博樹は1年間ローテーションを守り切った。引退や日本球界復帰などの噂も流れるが、"ヤンキース投手歴代最優秀防御率"の男・黒田に対するヤンキースの評価は全く揺るがない。... 続きを見る
2014/10/06
ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。第6回目は「クライマックスシリーズファーストステージ」についてだ。... 続きを見る
2014/10/06
アリーグ地区シリーズ3戦目 ○カンザスシティ・ロイヤルズ8-3●ロサンゼルス・エンゼルス 敵地で連勝して本拠地カンザスシティに帰ってきたロイヤルズ。 先発はロイヤルズがシールズ、エンゼルスはCJウィルソン。 1回表、シリーズ無安打だったエンゼルスのマイク・トラウトが左翼スタンドへ先制ソロ本塁打。 その裏、ロイヤルズはすかさず反撃。1死から青木が左前打、ケインも右前打、ホスマーは三振に倒れるが、バトラーが歩き満塁。 ここでアレックス・ゴードンが中越え走者一掃の二塁打。 エンゼルスの先発、CJウィルソンをわずか23球でノックアウトした。 ロイヤルズは3回裏、四球の青木を一塁に置いて、ホスマーが2ラ ... 続きを見る
2014/10/06
9月以降苦しみながらも3年ぶりにパリ―グを制したソフトバンクホークス。優勝を決める一打を放ったのは選手会長・松田宣浩だった。クライマックスシリーズでも勝負強い打撃を期待される松田だが、自身の打撃理論は非常に独特だ。... 続きを見る
2014/10/05
今季、39セーブをあげて最多セーブのタイトルを確定させている阪神の呉昇桓(オ・スンファン)。韓国の三星ライオンズで長くストッパーを務め、通算277セーブを記録した"韓国の至宝〟は、その実力を示した。... 続きを見る
2014/10/05
今季のプロ野球を見ると小林誠司、田中広輔、秋吉 亮、東明大貴、吉田一将、石川歩……社会人野球出身のルーキーが各チームを支えている。今年のドラフト会議でも、社会人野球出身の選手の指名が予想される。先日行われた、第17回アジア競技大会(韓国・仁川)にも、そんなドラフト候補の選手たちが日本代表として出場した。ぜひ、『侍ジャパン社会人代表』にも注目いただきたい。... 続きを見る
2014/10/05
千葉ロッテマリーンズの先発の中心選手として活躍した渡辺俊介。球界では稀有なサブマリンは、マリーンズファンのみならず、野球ファンからも愛された。その渡辺が昨年千葉ロッテを退団。メジャーリーグへの挑戦を表明した。その決断の背景には、自身が師と仰ぎ、千葉ロッテを劇的に変えたボビー・バレンタインの存在があった。... 続きを見る
2014/10/04
アリーグ地区シリーズ2戦目 ●ロサンゼルス・エンゼルス1-4○カンザスシティ・ロイヤルズ 先発はエンゼルスがシューマーカー、ロイヤルズがベンチュラで始まった第2戦。 2回表にロイヤルズはアレックス・ゴードンのタイムリーで先制する。6回裏、エンゼルスはプホルズのタイムリーで同点に。 このシリーズに入ってから両軍の打線は湿りがち。 昨日に続いて膠着状態で延長戦に入るが11回表、ロイヤルズのホスマーが勝ち越し2ランホームラン。さらにペレスのタイムリーで4-1とリードを奪う。 11回裏は、昨日に続いてクローザーのホランドが上がり、エンゼルス打線を3人でかたづけた。 青木宣親は2番右翼で先発。一打席目は ... 続きを見る
2014/10/04
10月5日(日)の東北楽天ゴールデンイーグルス戦は、ファイターズの今季レギュラーシーズン最終戦となる。この試合では今季限りの引退を発表した、稲葉篤紀の引退セレモニーなどメモリアルイベントが開催される。過去5人の監督に仕えた稲葉は、すべての監督を胴上げしている。プロ野球生活20年、勝利を知る大打者は、誰よりも"全力疾走"な男であった。... 続きを見る
2014/10/03
ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。第5回目はMLB日本人選手の「勤務評定」だ。... 続きを見る
2014/10/03
アリーグ地区シリーズ1戦目 ●ロサンゼルス・エンゼルス2-3○カンザスシティ・ロイヤルズ カンザスシティ・ロイヤルズは延長12回のワイルドカードゲームを制して中1日でロサンゼルスに乗り込んだ。 先発はエンゼルスがウィーバー、ロイヤルズがバルガス。 3回表にロイヤルズは、エスコバーがタイムリー二塁打で先制するが、その裏、イアネッタのソロホームランでエンゼルスがすぐに追いつく。 5回裏、ロイヤルズはインファンテの犠飛で1点リード、しかしその裏にまたフリースがソロホームランで同点。 試合はこのまま膠着状態で延長戦に入るが11回表、ロイヤルズ、ムスタカスが決勝のソロホームランで勝ち越した。 青木宣親は ... 続きを見る
2014/10/03
里崎智也の引退試合となった9月28日のオリックス戦。ロッテの本拠地・QVCマリンフィールドは、2シーズンぶりの満員札止めを記録した。すでにCS争いはおろか、誰ひとりとしてタイトル争いにさえからんでいない〝終戦〟状態なチームの試合に、これほどの観客がつめかける――。そんなある種、異様ともいえる光景に、僕らは里崎という男のスゴさをあらためて感じさせられることになったのだ。... 続きを見る
2014/10/03
カープの中継ぎとして活躍した横山竜士が先日、今季限りの引退を発表した。次世代エースとして期待された横山は、99年にルーズショルダーを発症。しかし、故障を乗り越えると中継ぎのエースとして活躍、苦しいチームの投手陣を支えた。そんな横山のプロ野球人生は投球スタイル同様、まさに「真っ向勝負」だった。... 続きを見る
2014/10/03
10月1日、オリックス、巨人、阪神、中日、ヤクルトの5球団は戦力外通告選手を発表した。... 続きを見る
2014/10/02
10月2日、ソフトバンク対オリックス戦は事実上の優勝決定戦となる。一つの参考として今季の直接対決の数字を紐解いてみた。数字上ではホークスに有利な数字が並んでいる。... 続きを見る
2014/10/02
セ・リーグ2位広島と3位阪神の直接対決が10月1日、マツダスタジアムで行われ、阪神が4対2で勝利。他力本願とはいえ、クライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催に望みをつないだ。広島が2位を確保するためには、今季最終戦となる5日の巨人戦で引き分け以上の結果が必要となる。... 続きを見る
2014/10/01
○カンザスシティ・ロイヤルズ9-8●オークランド・アスレチックス (延長12回) 1試合だけのワイルドカードゲームは稀に見る激戦となった。 ロイヤルズの先発はシールズ、アスレチックスはレスターと、ともにエースを立てる。 1回表、アスレチックスはモスの2ランで先制、その裏ロイヤルズはバトラーのタイムリーで1点を返す。 3回裏、ロイヤルズはムスタカスのタイムリー二塁打、ホズマーのタイムリーで3-2と逆転に成功。 しかし6回表、アスレチックスはモスの3ランで逆転、さらにノリス、クリスプのタイムリーでこの回一挙5点を入れた。 3-7となり、アスレチックスの勝利は濃厚かと思われたが、8回裏、ロイヤルズは ... 続きを見る
2014/10/01
セリーグの熾烈な2・3位争いの翌日は、パリーグのペナントシリーズの天王山を迎える。ソフトバンクが勝てば、優勝。オリックスが勝てば、逆王手となる。まさに両者総力戦で臨むこの一戦。勝利には、やはり攻撃陣の奮起が必要だ。9月に入り、やや湿りがちな両チームの攻撃陣のデータを紐解くと、天王山を制するポイントが見えてきた。... 続きを見る
2014/10/01
クライマックス・シリーズ(CS)ファーストステージの本拠地開催をかけ、広島と阪神の直接対決が10月1日、マツダスタジアムで行われる。阪神はこの一戦が今季最終戦。2位になるためには、今日広島に勝ち、さらに広島が5日の巨人戦に負けることが条件となり、瀬戸際に立たされた。CS本拠地開催に向けて、今日は絶対に負けられない一戦。タイガースの勝機はどこにあるのか。... 続きを見る
2014/09/30
若き新星、ホセ・アルトゥーベがア・リーグの首位打者に輝く 昨日でMLBのペナントレースは終了した。明日からはアリーグのワイルドカードゲームを皮切りにポストシーズンが始まる。 今季の投打のタイトルホルダーも確定した。 打者編 ア・リーグの首位打者、最多安打、盗塁王はヒューストン・アストロズのホセ・アルトゥーベ。いずれも初受賞。MLBで最も背が低い公称168センチ。実際は164センチ程度だともいわれる。まだ24歳、新しいスピードスターの誕生だ。 ナ・リーグのモルノーはミネソタ・ツインズでジョー・マウアーとともに「MM砲」と呼ばれた強打者。2006年 ... 続きを見る
2014/09/30
オリックスとソフトバンクによるパ・リーグの優勝争いが激化する中、9月27日に都内のライブハウスで、オリックスファンが集う決起集会「関東オリバカ交流会&応援歌愛好会」が開催された。主催者の、どら増田さんから取材の打診を受けた編集部はイベントに潜入。恒例となっている公開討論会に、編集長の滝川が参加するという機会までいただいた。しかし、その討論会で浮き彫りになった、合併球団ゆえの優勝に対する複雑なファン心理とは――。... 続きを見る
2014/09/30
日本代表、社会人野球を中心に取材を続けている野球ジャーナリストの横尾弘一氏。現在、中日ドラゴンズの監督、GMを務めた落合博満氏の著書『采配』などにも携わった。この連載では、横尾氏のこれまでの取材を基に、野球の見方について掘り下げていく。第1回目は、落合博満GMが現役時代のエピソードから。経験に基づきながらも、経験則を鵜呑みにしない思考を持つ重要性。それが新しい野球の采配や見方につながるのではないだろうか。(2014年9月30日配信分。再掲載)... 続きを見る
2014/09/30
ベースボールチャンネルは、毎週火曜日に、横浜ベイスターズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・メッツの3球団で通訳として活躍した小島克典氏による書き下ろし連載をスタートします。小島氏は10月より「ゆるすぽweb」www.yurusupo.comを立ち上げ、2020年の東京五輪に向けてゆるやかなスポーツ文化の醸成を目指します。この「通訳はみ出し日記」では、日米の球界で培った小島氏の経験をベースに、現地メディアの報道や知られざる業界の慣習を、独自の視点で軽やかに紹介してもらいます。第1回目は、昨日引退したMLBの大スター、デレク・ジーター選手についてです。... 続きを見る
2014/09/29
9月27日の敵地でのレッドソックス戦に先発し、今季最短となる1回2/3を7安打7失点でKOされた。肘の故障から先発に復帰しての2戦目、ヤンキース・田中将大投手の今季ラスト登板は来季に向けて課題の残る内容となった。... 続きを見る
2014/09/29
この日、1デープレーオフが決まる可能性があったのは次の3つの地区。 アリーグ中地区 ○デトロイト・タイガース3-0●ミネソタ・ツインズ ●シカゴ・ホワイトソックス4-6○カンザスシティ・ロイヤルズ 上記の結果、タイガースの優勝が決定、ロイヤルズはワイルドカードの枠に入った。 ロイヤルズの青木宣親は2番右翼で先発、一打席目は送りバントが一塁飛球となり失敗、二打席目は中前打、三打席目も左前打、このタイミングでタイガースが勝って優勝の可能性がなくなったため交代となった。3打数2安打で打率.285 ホワイトソックスのポール・コネルコはこの試合を最 ... 続きを見る
2014/09/29
10月に入ったが、いまだパリーグは優勝が決まっていない。一時はホークスの優勝も秒読み段階に入ったが、まさかの急失速。しかし、オリックスも決め手に欠き、逆マジックを点灯させるも、すぐに消滅した。ホークス優勝に向けてのポイント、それは中継ぎ陣の復調にある。... 続きを見る
2014/09/29
ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。第4回目は、巨人の優勝の要因を数字から考えてみた。... 続きを見る
2014/09/28
○ボストン・レッドソックス10-4●ニューヨーク・ヤンキース ヤンキース田中将大が今季最終登板。レッドソックスは若手中心の打線。 1回、ベッツに二塁打を打たれると、1死後ナヴァの当たりが遊内野安打となる。 ここで田中に強いセスぺデスがタイムリー。 2回、1死後カスティーヨを歩かせるもブレンツを三ゴロにとり2死までいったが、その後バスケスにタイムリーを許し、ベッツに四球を与えると、ボガーツの当たりは三塁ライアンが取れず左前打に。 ナヴァの当たりは一塁ヘッドリーのミットを弾く2点タイムリー、セスぺデスにもタイムリーが出たところで交代。50球、ストライクが25球しか入らなかった。 &n ... 続きを見る
2014/09/27
●ロサンゼルス・エンゼルス3-4○シアトル・マリナーズ 9月に入って防御率9点台と大不振に陥っていたマリナーズ岩隈久志の今季最終登板。 1回表はプホルスに左前打されたものの後続を断つ。最近は2回に失点されることが多かったが、2回表は8球で三者凡退。3回も10球で抑える。 速球にシュート回転のシンカーをうまく混ぜて打者のタイミングを外していた。その裏にマリナーズはモラエスとソーンダースの本塁打で3点を先制し、岩隈を援護。4回表は二死からケンドリックに右前打を打たれるが15球で退けた。5回も10球で三者凡退。球数少なく投げる本来の投球が戻ってきた。 6回にカルフーンとト ... 続きを見る
2014/09/27
今季最下位に低迷するスワローズだが、来季への光といえば、今季大ブレイクした山田哲人だろう。1番打者に定着し、チームの顔に成長した。そんな超新星・山田は、あえて言うなら「普通」という言葉がぴったり当てはまる、好青年だ。... 続きを見る
2014/09/26
横浜DeNAベイスターズは、11月22日(土)に「横浜DeNAベイスターズ ファンフェスティバル2014」を開催することを発表した。 今シーズン横浜DeNAベイスターズは、野球をスタジアムで観戦するという楽しみだけでなく、街の中で、人と人がつながるきっかけになるような存在でありたい、そんな地域に根ざす球団でありたいと願い、「I☆(LOVE)YOKOHAMA」をメッセージワードに掲げて戦ってきた。 今年を締めくくるファンフェスティバルでも、シーズンを通して掲げたこのメッセージワード『I☆YOKOHAMA』の下、様々な催しを行っていく。”横浜”を ... 続きを見る
2014/09/26
○ニューヨーク・ヤンキース6-5●ボルチモア・オリオールズ ヤンキースの今季本拠地最終戦、そしてデレク・ジーターのヤンキースタジアムでの最終ゲーム。2番遊撃で先発した。 ヤンキースの先発は黒田博樹。1回表にいきなりつかまる。先頭打者のマーケイキスに4球目の145km/hのシンカーを、2番デアーザにも4球目、落ち切らなかったスプリッターをともに右翼席に運ばれる。二者連続ホームランを浴びて、いきなり2点を追いかける展開に。 しかし、その後、2回はジーターの失策の走者を出したのみ、3回は1死からデアーザに安打を打たれるが、遊撃ジーターへのゴロ併殺(チャレンジで判定が覆る)。以後8回まで ... 続きを見る
2014/09/26
ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。第3回目は、「"ワイルドカードゲーム"の導入前後によるポストシーズンの成績」についてだ。... 続きを見る
2014/09/26
ベースボールチャンネルでは、月2回、読売ジャイアンツなどでプレーし、その後ロサンゼルス・ドジャースの日本担当スカウトとして当時、黒田博樹投手や齋藤隆投手の入団に携わった小島圭市氏の連載をスタートさせます。小島氏は現在、(株)K’sLabを立ち上げ、スポーツ環境の向上から青少年の育成に積極的に関わっています。この連載では、日本の野球界が発展するための視点から、一つのテーマを深く掘り下げ、野球ファンや、野球指導に携わる皆さんに問題提起をしていきたいと考えています。第1回目は「田中将大投手は、投球スタイルの転換を~ヒジの故障から考える日本野球界の課題」です。... 続きを見る
2014/09/25
セリーグのペナントレースもいよいよ大詰めを迎えた。優勝間近に迫った巨人。しかし、一方でこの時期まで優勝争いがもつれるとは予想していなかった方も多いのではないだろうか? 要因として、広島や夏場以降のDeNAの猛追など他球団が好調だったこと、そして何よりも巨人の中心選手の不振や不調があげられる。しかし、それでも6月8日から一度も首位の座を明け渡していない。一体、今年の巨人の強さはどこにあったのだろうか? キーワードは走攻守における「ベテラン」だ。... 続きを見る
2014/09/24
悲願のクライマックスシリーズ進出へ、横浜DeNAベイスターズが過酷なシーズン終盤戦を迎えた。9月23日の阪神戦からスタートを切った、球団史上最長となる14連戦。このハードな連戦を乗り切り、チームは奇跡を起こすことができるのか――。... 続きを見る
2014/09/24
今季、ソフトバンクからオリックスに移籍したペーニャ。昨年は膝のケガに悩まされ、成績も低迷したが、ケガが癒えた今季、来日1年目の2012年にマークした21本を大きく超え、すでに31本とホームランを量産している。オリックスの開幕スタートダッシュを成功させ、クライマックスシリーズ進出を決めた要因の一つとして、やはりこの男の存在抜きにしては語れない。... 続きを見る
2014/09/23
ある試合の象徴的なワンシーンを切り抜き、その場面の選手の心理や想いを取り上げる連載企画。2回目はライオンズの岸孝之を取り上げる。負けないピッチャーは、ここぞという場面で抑えるだけの力がある。9月15日の東北楽天戦に登板した岸は、5回表に無死一、三塁から島内にタイムリーを打たれ、1点を献上する。後続の二人を打ち取り、なおも2死二、三塁、打席に入ったのは岡島。ここで岸が選択したボールとは――。... 続きを見る
2014/09/22
トミー・ジョン手術を回避し「PRP」と呼ばれる注射による治療法とリハビリによって復帰を果たした田中将大。その一方、19日のオリオールズ戦で、2年連続70試合登板を果たしたレッドソックス・田沢純一はトミー・ジョン手術を受けた選手の一人だ。その田沢を成功へ導いたのは、現役時代にトミー・ジョン手術を受けたものの、肘が完治せず引退を余儀なくされたファレル監督だった。... 続きを見る
2014/09/22
9月23日から京セラドームで、オリックス対埼玉西武の4連戦を迎える。このカードでは、ホークスを追うバファローズの戦いぶりだけでなく、本塁打王争いにも注目したい。... 続きを見る
2014/09/22
ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。第2回目は、「「9月男」に注目すると、ペナントレースが面白く見られる」だ。... 続きを見る
2014/09/22
●ニューヨーク・ヤンキース5-9○ボルチモア・オリオールズ ヤンキースはこの試合に負けるとポストシーズン進出の可能性が断たれる。1回から先取点を取るなど好調な滑り出しだったが、先発グリーンが4回につかまって3-6と逆転される。8回にはなおも3点を追加され、裏に2点を返すも結局、敗戦。 今季限りで引退するデレク・ジーターの雄姿をポストシーズンで見ることはできなくなった。 イチローは9回に代打で登場したが三塁へのファウルフライ。 1打数0安打で打率は.284に。今季の通算安打数は99本のままだ。 ●カンザスシティ・ロイヤルズ4-6○クリーブラ ... 続きを見る
2014/09/21
9月19日時点で62試合に登板し、9勝をマーク。防御率は2.15と1年目から好成績をあげている又吉克樹。苦しい投手陣の状況の中、セットアップマンとしてチームを支えており、セリーグの新人王候補の一人だ。そんな又吉も、高校、大学時代はいわゆるエリート街道から外れた無印の選手だ。現在に至るまでは、いくつもの幸運な出会いがあった。... 続きを見る
2014/09/21
○ニューヨーク・ヤンキース5-0●ボルチモア・オリオールズ ヤンキースのイチローは、8番右翼で先発。オリオールズ先発は元中日のチェン。一打席目は三塁失策で出塁。続くピレーラの三塁打で先制のホームを踏む。二打席目はスライダーをひっかけて二ゴロ併殺。三打席目は先頭で救援ミークから二塁への内野安打、続くピレーラのときに二盗。さらに二死後三盗にも成功した。 3打数1安打で打率は.286に。今季の盗塁は15(3盗塁死)となった。 ●カンザスシティ・ロイヤルズ3-4○クリーブランド・インディアンス 8月31日に延長10回表を終わって2- ... 続きを見る
2014/09/21
個人情報の取り扱いについて 【はじめに】 個人情報保護の重要性を認識し、適切に利用し、保護することが社会的責任であると考え、個人情報の保護に努めることをお約束いたします。 【個人情報の定義】 個人情報とは、個人に関する情報であり、氏名、生年月日、性別、電話番号、電子メールアドレス、職業、勤務先等、特定の個人を識別し得る情報をいいます。 【個人情報の収集・利用】 当社は、以下の目的のため、その範囲内においてのみ、個人情報を収集・利用いたします。 当社による個人情報の収集・利用は、「ベースボールチャンネル」(以下、 ... 続きを見る
2014/09/20
21日(日本時間22日)にニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が先発復帰をする。チームはプレーオフ進出がほぼ絶望的な状況だが、シーズン終盤に田中が登板するには、理由がある。... 続きを見る
2014/09/20
●ニューヨーク・ヤンキース4-5○ボルチモア・オリオールズ ヤンキースのイチローは、8番右翼で先発。一打席目はピッチャーへのライナー、これはオリオールズの先発・ヒメネスに好捕される。二打席目は右翼線への二塁打、しかしホームは踏めなかった。三打席目は空振り三振、四打席目は遊ゴロに終わった。4打数1安打で打率は.285。シーズン100安打まであと2本だ。 ●クリーブランド・インディアンス0-7○カンザスシティ・ロイヤルズ ロイヤルズの青木宣親は2番右翼で先発。一打席目は先発・サラザーのチェンジアップを空振り三振、二打席目は二死から154km/ ... 続きを見る
2014/09/20
○ニューヨーク・ヤンキース5-2●トロント・ブルージェイズ 75日ぶりにマウンドに上がった田中将大は、初球、1番レイエスに対し148km/hの速球が大きくすっぽ抜けた。心の高ぶりを表しているようだった。レイエスが右前打、続くバウティスタも右前打で一三塁といきなりピンチ。ここでエンカ―ナシオンにはシュート回転の速球を投げ込んで遊ゴロ併殺に切って取る。この間に先取点を奪われたが、これで落ち着く。 1回裏には相方のマッキャンの一発が出て同点に追いつく。2回には川﨑宗則に二塁打を打たれるが、後続を断つ。3回は三者凡退、4回はジョンソンのユニフォームをかすめる死球を与えるも、前打席に長打を ... 続きを見る