1人でやるよりも2人でやればより効果的!野球に役立つパートナーストレッチ
雑誌『Tarzan(ターザン)』でもおなじみの坂詰真二先生がオススメする2人1組で行うストレッチ(パートナー・ストレッチ)。野球にも効果があるという。
2016/03/11
雑誌『Tarzan(ターザン)』でもおなじみの坂詰真二先生がオススメする2人1組で行うストレッチ(パートナー・ストレッチ)。パートナー・ストレッチは、2人1組で行うことで(ストレッチされる側が)余計な力を入れずに脱力できるなどのメリットがあります。今回は、坂詰先生の著書『体がとても軽く楽になるパートナーストレッチ』(カンゼン刊)から野球のパフォーマンスアップや怪我予防に効果的なストレッチを紹介します。
(構成●編集部 写真●魚住貴弘)
パートナー・ストレッチの2大メリット
1. フルリラックス効果
1人で行うストレッチは、姿勢を維持するために自分の筋力、体重を利用します。手のひらで自分の体重を支えて行うストレッチの場合など、手首から腕にかけて負担がかかり、完全にリラックスできません。パートナー・ストレッチは相手に体を預けるため、余計な力を入れる必要がなく、脱力した状態で伸ばせます。この方が筋肉は伸びやすく、ストレッチ効果も増します。
2. フルストレッチ効果
1人でストレッチを行う場合、ある部分の筋肉を伸ばすためには、他の部分の筋肉を意図的に収縮させなくてはいけません。しっかりと伸ばすためには力が必要になるので、筋力が弱い人は、自力で最大にストレッチした状態をつくることは難しいのです。パートナー・ストレッチでは、筋肉が最大に伸びたポジションをパートナーがつくってくれるので、可動域が広がり、1人で行うよりもはるかに柔軟性が高まるというメリットがあります。