1人でやるよりも2人でやればより効果的!野球に役立つパートナーストレッチ
雑誌『Tarzan(ターザン)』でもおなじみの坂詰真二先生がオススメする2人1組で行うストレッチ(パートナー・ストレッチ)。野球にも効果があるという。
2016/03/11
パートナー・ストレッチによる7つの効果
1.疲れにくくなる
高い場所に手を伸ばすのも、足元のものを拾うのも、柔軟性があれば無理なくできます。無駄なエネルギー消費がなくなり、疲れにくい体になります。
2.肩こり・腰痛の予防
パソコンの画面をのぞき込んで前傾姿勢を続けると、肩や背中の筋肉は1日中、緊張したまま。筋肉をしっかり伸ばすことで、緊張がほぐれてコリが解消されます。
3.姿勢がよくなる
筋肉が硬いと、体は硬い方へと引っ張られるため、姿勢が崩れます。パートナー・ストレッチで筋肉をほぐせば、不自然な傾きのない、バランスのよい姿勢になれます。
4.太りにくくなる
体が硬いと血行不良によりむくみが生じやすく、また、肥満の最大の原因はストレスによる過食。リラクゼーション効果は食欲を適正にし、体脂肪を減らせます。
5.ケガをしにくくなる
ケガは、筋肉が硬くなることで起こります。柔軟性が高まれば、可動域が広がり、急な筋肉の伸縮にも対応できるため、ケガをしにくくなります。
6.ゆがみの矯正
骨盤のゆがみやO脚、X脚などは、筋肉の硬さに体が引っ張られることで生じます。ストレッチで筋肉をバランスよく伸ばせば、ゆがみを矯正できます。
7.パフォーマンスアップ
パートナー・ストレッチを真っ先を取り入れたのはスポーツ選手。パフォーマンスは柔軟性が大きく影響し、可動域が広がると、上達につながります。
■パフォーマンスがアップするワケ
・できる動作が増える
スポーツではさまざまな技術や動きが要求されますが、これらをすべて実現するのに必要不可欠なのが柔軟性です。例えば、野球のアンダースロー、サッカーのオーバーヘッドキックなどは、高い柔軟性が要求される動きの典型といえるでしょう。
・運動効率がよくなる
体を動かす際、筋肉の抵抗が少なくなり、より小さなエネルギーで体をラクに動かすことができます。
・スピードが上がる
股関節の可動域が広がれば、腕や足を動かす幅が大きくなり、その結果、加速しやくなって動きのスピードが向上します。