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A組1位決定戦はイスラエルが勝利!侍J、2次R進出なら初戦の相手はオランダ

2017/03/09

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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドプールAのイスラエル代表対オランダ代表が、9日にソウルの高尺スカイドームで行われた。
 
 両チーム2勝0敗で迎え、プールAの1位を争った試合はイスラエル代表が4対2で勝利。13日に東京ドームで行われる「A組1位対A組2位」の前哨戦となった試合は、合計9人の投手を費やしたイスラエル代表がオランダ打線を封じた結果となった。
 
 イスラエルの先発投手は、MLB通算124勝のジェイソン・マーキー。マーキーは、2004年から2009年まで6シーズン連続で2桁勝利を記録したベテラン投手だ。対するオランダは、今大会が4度目のWBC出場となる42歳のロブ・コルデマンスで試合が始まった。
 
 初回のピンチを相手のミスでしのいだイスラエルは、その裏に四球と安打でチャンスを作ると、4番・ネイト・フレイマンが変化球を捉え左翼線へ適時二塁打。早々と先制点を奪取する。続く、5番・ザック・ボレンステインの二ゴロ、6番・ライアン・ラバーンウェイの左安打でさらに2点を追加し、鮮やかな速攻で3点を先行した。
 
 3回にはオランダが四球と2番・ジュリクソン・プロファーのフェンス直撃の二塁打でチャンスを作ると、続く3番・ザンダー・ボガーツの三ゴロの間に1点を返す。
   
 その後は両チームチャンスを作るも、なかなか得点にはつながらず。6回にイスラエルが併殺打の間に1点を追加し、8回にはオランダが満塁から相手の失策で1点を追加するも、4対2でゲームセット。2次ラウンドへ向けた調整試合という意味合いが強く現れ、ミスが散見した試合はイスラエルがオランダを下す結果となった。
 
 負けたオランダは、侍ジャパンが2次ラウンドに進出した場合の、12日に東京ドームで行われる2次ラウンド初戦の対戦相手となった。
 
 侍ジャパン戦には福岡ソフトバンクホークスのリック・バンデンハークをぶつけてくるのか、それともMLBでの実績もあるジェイアー・ジャージェンスを持ってくるのか、どちらが来ても侍ジャパンにとっては簡単な相手ではない。
 
 また、ダークホースから破竹の3連勝でプールAを制覇したイスラエルも非常に手強い存在だろう。侍ジャパンが2次ラウンドに進出することができれば、さらにレベルの高い相手が待ち受けている。