現在メジャーでは…NPBで“無双”した元助っ人投手5人。日本球界から逆輸入の外国人選手たち
2022/12/22
Getty Images, 産経新聞社
ロベルト・スアレス(サンディエゴ・パドレス)
投打:右投右打
身長/体重:188センチ/95キロ
生年月日:1991年3月1日
経歴:セシリオアコスタ高 – メキシカンリーグ-ソフトバンク-阪神-パドレス
NPB通算成績:191試合(205回)、7勝13敗、68S、37H、209奪三振、防御率2.81
ソフトバンクスカウトの目に留まり、日本球界にやってきたスアレス。ソフトバンク時代は1年目に58試合を投げ、26ホールドをマークするなどブルペンを支えた。2020年からは阪神に移籍すると、守護神に抜擢され、ついに才能が大きく開花。最終年の21年には、62試合の登板で、42セーブ、防御率1.16と“無双”し、2年連続の最多セーブにも輝いた。
2022年からメジャーの舞台に挑戦しているスアレス。パドレスでは守護神としての活躍が期待されていたが、初登板の開幕戦で3者連続四死球を与えるなど1つもアウトを奪えずに降板し、いきなり敗戦投手となった。しかし以降はリリーフとして回跨ぎも辞さず、レギュラーシーズンでは45試合登板で、5勝1敗1セーブ11ホールド、防御率2.27の好成績。ブルペン陣を支える働きを見せた。また、ポストシーズンでも好リリーフを連発。スアレスの活躍もあり、チームはワイルドカードからリーグ優勝決定シリーズまで駒を進めた。