阪神・糸井嘉男、今季限りでの現役引退を発表 プロ19年目の“超人”が決断「アドバイスを求められたときに…」
2022/09/13
産経新聞社
糸井の引退会見コメント
■今の心境
「やりきりました。41歳まで野球ができて、本当に幸せでした。この歳までやらせていただいた阪神球団に感謝しています。」
■引退を決断した経緯
「この2・3年は自分の中で「引退」という言葉が常にありました。成績もそうですし、打席での感覚であったり、周りから見られているのと自分の中との誤差というのを感じました。あとファームでの試合で、若手選手の邪魔をしているのではないかという気持ちになったといいますか、若手の子たちからアドバイスを求められたときに、そのアドバイス後に試合でホームランを打っている姿を見て、心の底から自分のことのように嬉しく感じたのですが、その感覚がもう選手ではないのかなと感じました。」
■現役19年間への思い
「やはり長いようで短かったですし、入団して色々ありました。投手で入団して、野手に転向をした選択をしたあの出来事は、僕のプロ野球選手としての土台でしたし、あの時必死にやった練習が土台となって19年間出来たのかなと思います。」
1 2