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日本ハムのマーティン、西武のC.C.リー、ヤクルトのルーキ、新外国人投手の有望株は救援投手【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は新外国人(投手編)についてだ。

2016/01/16

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制球力のある投手は?

 まずはパリーグだ。
 
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 ソフトバンクのスアレスは、ベネズエラ出身。メキシカンリーグで1年間プレーをしていた。投球回数も少なく判断できないが、ソフトバンクは育成する気で獲得したのだろう。
 日本ハムのマーティンは2メートルを超える巨漢だが、マイナー時代から制球力に定評があった。救援投手として期待が持てるのではないか。チームメイトになったバースは、多彩な球種が売り。マイナーでのSO/BBは優秀。
 
 西武のC.C.リー(李振昌)もマイナー暮らしが長いが、制球力は優秀だ。中継ぎ投手として計算できるのではないか。
 同じくバンヘッケンは、今年の新外国人投手中最年長。マイナー105勝に加えCPBL(台湾プロ野球)で1勝、KBO(韓国プロ野球)で58勝。2014年は20勝でKBOの最多勝。各国のプロリーグを渡り歩いた。タフな投手だが、制球は良くない。
 
オリックスは、NPBで実績を残したブライアン・バリントン、アレッサンドロ・マエストリを放出し、エリック・コーディエの両右腕を獲得した。(スコット・コープランドは膝に問題があるため獲得を見送られた)
 
 楽天のリズもKBOで26勝。NPBとKBOの実力差が縮まるとともに、KBOを経由する投手が増えているが、リズはKBOでの成績も平凡だ。
 ブリガムはマイナー時代から主として先発投手として投げてきたが、制球は良くない。
 ソン・チャーホウは台湾の国立体育大学からCPBLを経ずにNPBへ。一昨年の21Uワールドカップで最優秀防御率を獲得した期待の若手だ。

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