満を持してメジャー挑戦も…MLBの壁に阻まれた大物6人。米球界では苦しんだ選手たち
2024/08/21
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有原航平
・出身地:広島県
・投打:右投右打
・身長/体重:189㎝/95㎏
・生年月日:1992年8月11日
・経歴:広陵高-早稲田大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
有原航平は、メジャー2年間でわずか3勝にとどまった。
2014年ドラフト会議で4球団競合の末、北海道日本ハムファイターズへ入団。プロ1年目から先発ローテーションの一角として存在感を示し、8勝を挙げて新人王に輝いた。
その後はチームのエース格として実績を残し、2019年には15勝、防御率2.46の好成績で最多勝を獲得した。2020年オフにポスティングシステムを行使し、MLBに挑戦。テキサス・レンジャーズと2年契約を締結した。
しかし、メジャー1年目は故障の影響もあり、10先発で2勝4敗、防御率6.64に沈んだ。2022年は傘下マイナーリーグで開幕を迎え、8月にメジャー昇格を果たしたが、1勝3敗、防御率9.45と振るわなかった。
同年オフにFAとなり、MLBでの契約を模索していたが、最終的に福岡ソフトバンクホークス入りを決断。復帰1年目となる昨季は17試合に登板し10勝5敗、防御率2.31の好成績をマークした。
今季もエース格として勝ち星を重ね、現時点でリーグトップの11勝を記録。チームもすでに優勝マジックを点灯させており、有原にとっては順風満帆なシーズンとなりそうだ。